対人関係

部下への叱り方のポイント【後編】笑顔で話を終えられる方法は?

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部下に対する叱り方のポイントの続きです。

叱り方のポイントはの2つ目は、「笑顔で終われること」です。
この2つを守れば、部下が育つ上手な叱り方ができるし、
言った自分もストレスにならずに済みますよ。

その他には、同じミスをする部下など、
タイプによって叱り方が間違っている事例も紹介していますので、
ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね。

前回の記事を読んでいない方は、こちらの記事『部下への叱り方のポイント【前編】部下が納得する伝え方は?』を読んでから本記事を読むことをお勧めします。

部下に対する叱り方のポイント②クリアな気持ちになるのが理想

部下を叱るときは、クリアな気持ちでいることが理想的なんです。

その理由について詳しくは、こちらの記事『すぐふてくされる部下にイライラしない接し方と上手な育て方は?』で説明していますが、
気持ちをクリアにしておかないと、部下の話を聴けないし、
こちらの言葉も刺々しくなってしまうからです。

まずは、相手を悪いと決めつける自分の思い込みから自由になることが大切です。
クリアな気持ちであれば、「事実→理由→根拠→改善」のプロセスも効果的になって、
最後は笑顔で終わることができますよ。

なぜ怒る?なぜ叱れない?

人はなぜ感情的に怒ってしまうかというと、恐れているからなんです。
「なんでそんなことをするの!?そんなことされたら〇〇になってしまうじゃないか!」と、
その〇〇を恐れているんですね。それって誰の問題でしょうか?
そうですね。叱る側の問題であって部下の問題ではありませんよね。

一方で、部下を叱れなくて困っている人たちがいます。
なぜなら、嫌われたくないから、あるいは、自分が良い人でありたいから、
あるいは、怒りの感情を感じるのが嫌だからです。

間違っていると思っている部下を叱れないのは、誰の問題かと言うと、
こちらも叱る側の問題ですよね。

いずれにしても、気持ちがクリアな状態でなければ、
感情的に怒るだけだし、ちゃんと叱ることもできません。

あなたが求めているのは、部下に対して正しく叱ることができて、
かつ、笑顔でいられることではありませんか?
そのためには、まず自分の感情的な問題をクリアにしておくことです。

「叱る」ことと「怒る」ことの違いは?

「叱る」ことと「怒る」ことの違いは、
叱ることは、「部下のメリット」、怒ることは「自分のデメリット」です。
よく相手本位か自分本位かという言い方もされます。

叱ることは、部下が問題を乗り越えて、
より良い仕事人として成長することに視点が置かれています。
怒ることは、上司が感じた恐れを感情に任せて発散させることに視点が置かれています。

私たちは、通常において、叱っているのではなくて怒っているんですね。
叱ることが上手な人は、自分の恐れを怒りに変えて部下にぶつけることはしません。
だから、部下を叱る前には自分の気持ちをクリアにしておきましょうね。

叱った後に笑顔でいられるようにするためにも!

以上で、部下に対する叱り方の極意となります。
この2本柱を意識することで、あなたの叱る質がグッと良くなるはずですよ。

さて、ここからはおまけの内容になります。
部下を叱るときに気をつけるポイントを語呂合わせで紹介します。
また、ケース別の間違った叱り方についても紹介しますね。

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あなたの叱り方をチェックする「かりてきたねこ」

あなたの叱り方は大丈夫ですか?
ということで、あなたの叱り方をチェックするポイントをわかりやすく紹介します。
キーワードは「かりてきたねこ」です。それはこちらです。

  • 「か」= 感情的になっていないか?
  • 「り」= 理由を最後まで聞いたか?
  • 「て」= 手短に済ませてる?(長々と叱るのは良くありません)
  • 「き」= キャラクター(人間性)を攻撃していないか?(事実・理由・根拠・改善が大事)
  • 「た」= 他人と比較していないか?(根拠にならないし、自尊心を傷つけるからです)
  • 「ね」= 根に持っていないか?
  • 「こ」= 個別でなく人前で叱っていないか?(上司の言葉で落ち込み、周りの目で傷つく二重苦に陥ります)

いかがでしょう。覚えやすいですよね、「かりてきたねこ」。

部下に対する叱り方がタイプによって間違っているケース

すぐふてくされる部下の場合

すぐふてくされる部下の場合は、感情的に怒ること、また、部下の話をちゃんと聞かず、
一方的に上司の言葉を押し付けてしまうとうまくいきません。

どんな幼稚な言い分だろうと、ちゃんと最後まで聴いて、
部下の間違いを正す根拠を明確にしてあげる必要があります。

同じミスをする部下

何度もミスを繰り返す部下の場合は、事実が明確になっていないことが多いです。
なぜそのミスが起こるのかを、より丁寧に、かつ具体的に分解していくことで、
ミスが発生するポイントが見つかることが多いです。
部下の行動に着目して、具体的に明らかにしていきましょう。

部下が怒りっぽい

ちょっと注意しただけなのに、逆に怒ってくる、あるいは、
キレてくる部下の場合は、相手の気持ちや事情を分かってあげると落ち着いてきます。
怒りっぽいのは、「私は責められている」とか「私の仕事が大変になる」といった
自己防衛の反応が強い証拠です。

部下が抱える「嫌だ!大変だ!」という気持ちを受け止めてあげましょう。

ゆとり世代

ゆとり世代に悩む昭和世代の上司は多いですよね。
そして、私たちの親の世代も私たちの世代には悩んでいました。
ということは、いつの時代の上司も悩むってことですね。

ゆとり世代は、競争意識が薄いです。
また、わからないことは聞けば教えてもらえる世代なので、
わからないことがあるとすぐに聞いてきます。

昭和世代とは大きなギャップがありますね。
だから、昭和世代の価値観を押し付けるとうまくいきません。
相手を変えようとするのではなくて、お互いが変わるようにしましょう。

年上の部下

年功序列を意識する人にとっては、やりづらい相手です。
気を使ってしまう分、ぎこちない対応になってしまいます。
すると言うべきことがはっきりと言えない問題を抱えることになりますよね。

だから、気持ちをクリアな状態にしておくことが大切です。
叱る順番も守れば、年上の部下でも大丈夫ですよ。

以上です。いかがでしたでしょうか?
部下に対する叱り方のポイントを【前編】【後編】と長々お伝えしましたが、
最後まで読んでいただきありがとうございます!

この方法を実施している人は、おそらく10%くらいの人かもしれません。
ということは、モノにできれば上司として高く評価されるはずですよ!
部下に対する叱り方が上手になるよう願っています!

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