対人関係

部下への叱り方のポイント【前編】部下が納得する伝え方は?

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結論から先に言ってしまいますね。
部下に対する叱り方のポイントは、大きく分けて2つあります。
1つ目は、「部下が納得すること」、2つ目は、「笑顔で終われること」です。
この2つを守れば、部下が育つ上手な叱り方ができるし、
言った自分もストレスにならずに済むので、是非この2つを意識するようにしてください。
では、具体的に説明していきますね。

部下に対する叱り方ポイント①順番は「事実→理由→根拠→改善」

実は、部下を叱るには順番が決まっているんです。

次の4つの中で1つでも抜けているとうまくいかないし、
順番も守らないとうまくいきません。
なぜなら、部下が自分で誤りに気づいて、自分で直そうと思うようになるまで、
ちゃんと寄り添ってあげる必要があるからです。

では、1つずつ順番に説明していきますね。

1. 事実をしっかり確認する

一番大事なことです。まずは、事実を確認しましょう。
もし、事実を確認する前に相手を叱っていたら、今日で終わりにしましょう。
ちなみに、事実を確認するとき、あなたはどうしていますか?
「どうしたの!?何があったの!?」って聞きますよね。
でも、その時に怒りが表に出ていませんか?

事実を確認するときは、落ち着いて冷静に、
何があったのかを順を追って確認していくことです。
部下を叱るとき、部下は混乱していて、
何があったのか、何が原因なのかを分かっていません。

だから、一緒になって事実や原因を明らかにしてあげましょう。

私の上司は尊敬できる人で、私が何かミスをしたときも冷静に対応してくれる人でした。
そして、事実ベースで話をするのが上手かったんですね。

例えば、私がお客様へ間違ったメールを送信してしまった時も、
私自身、なぜこんなことが起こったのか分からなかったんです。
でも、何があったのか?具体的にどういう手順でやったのか?
を一緒に確認してくれることで、落ち着くことができたんです。

2. 理由を最後まで聴く

部下を叱る時に、理由をちゃんと最後まで聞かず
一方的に言葉を投げかけてはいませんか?

「なぜ〇〇しなかったの!?」「前にも言ったよね!」などと言ってしまうのは、
ただ部下を追い詰めるだけなんです。
どんな部下でも必ず理由を持っているので、一方的に決めるけるのは止めて、
最後まで部下の話を聴きましょう。

ちゃんと部下の言い分(理由)を聴いてあげることで、
部下を責めるのではなくて、この事態を一緒に解決しようという意思を示すんです。
部下も話をちゃんと聴いてもらえると落ち着きを取り戻し、
冷静に問題と向き合えるようになってくるんですよ。

私もよく経験しましたが、最初は自分のミスだと認めたくないんですよ。
だから、混乱して言い訳じみた理由が口から出てくるんですけど、
上司が落ち着いて聴いているので、こっちも落ち着いてくるし、
徐々に事態を受け入れられるようになってきたんですよ。

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3. 行動を変える根拠を示す

あなたは、部下に対して明確な根拠を示さずに、ただ「次から気をつけてね」
と注意していませんか?

「うちの会社で決まっていることだから」「社会人として常識だから」
といった理由をさらに具体的に掘り下げましょう。
これは、あなたが上司として成長する機会にもなります。

部下が態度や行動を変えないのは、変えなければならない明確な根拠がないからです。
根拠を示すのは、上司の仕事の姿勢を語ることでもあります。

そうしなければならない理由、そうすることでどうなるのか、
リスクは?何が実現するのか?あなたの中に明確な根拠がないなら、
考えを深める良い機会としましょう。

私の上司は「お客様のため」という明確な根拠を持っていました。
上司の話を聞いて、「この人はホントにお客様のことを第一に考えているんだな。」
と納得できました。

私はもっと自己中心的な考えを持っていたので、
上司のように変わることはできませんでしたが、
上司の仕事に対する姿勢はよくわかったので、
自分もできる限りはやってみようと思うようになったんです。

4. 改善案を考えさせる

部下に対して叱りっぱなしになっていないでしょうか?
部下の行動を変えるためには、答えを一方的に与えるのを止めましょう。
どうすれば改善できるのかを部下に考えてもらうんです。

なぜなら、部下を「変えようとする」のではなく、部下が「変わるようにする」ためです。
部下が自分で考え、自分なりの改善策を見つけることに意味があります。

部下の改善案をできるだけ尊重してあげましょう。
あなたの頭の中には「こうした方がもっと良いに決まってる。」
と答えがあるかもしれませんが、実行するのは部下自身です。

上司は、結果と方向性を示し、部下はそれを実現するための具体的な方策を考えて、
実行します。

私の上司は、いつも私に改善案を考えさせる人でした。
これが結構きついんですけど。なにせ自分で考えなきゃいけないんですからね。
でも、おかげでトラブル対応する能力が高まりました。
リカバリー能力と言ってもいいかもしれません。
そのため、何かミスやトラブルがあっても恐れなくなったんですよ。

以上、部下を叱るときは「事実→理由→根拠→改善」の順番で、
進めるとうまくいきますので、是非身につけてくださいね。
このようにして話を進めることで、部下は納得して行動するようになります。

部下を上手にマネジメントできるようになって、
仕事がはかどる生産的なチームを是非作りましょう!

次は、部下に対する叱り方のポイントの2つ目、「笑顔で終われること」です。
こちらも説明していきますよ。

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