事例

エニアグラム タイプ9の有名人〜蛭子能収さん「孤独と自由を愛する生き方」

sponsored

エニアグラムの性格タイプをよく知るために、
今回は、タイプ9の有名人として蛭子能収さんを紹介します。
漫画家、タレント、俳優など多彩な活躍を見せる一方で、
「孤独」や「自分探し」で悩んでいる人たちに対して、
本質的な言葉を投げかけたことで、多くの人の共感を呼んでいます。
そこにあるタイプ9的な視点は、私たちにとっても学びになるはずです。

タイプ9の特徴~根底に「世界とつながっている感覚」

エニアグラムにおけるタイプ9を表す資質に「全体性・一体性」があります。
タイプ9の根っこの部分には、世界とつながっている感覚があるんです。

タイプ9の人の中には「まるで自分が子宮の中にいるような感覚だ」と言う人もいますし、
「神様や宇宙といった何か大いなる存在(Something Great)とのつながりを感じている」
と言う人もいます。

心のどこかでそういった感覚を持っていることが、
タイプ9にとっての思考や感情や行動に影響を与えているんですね。

ひとりだけどひとりでない空間

この「つながっている感覚」について、蛭子さんのエピソードが印象的だったので紹介します。
蛭子さんは、おそらくウイング1の自己保存的本能が優先するタイプなので、
より内向的ではありますが、つながりの感覚を表現してくれています。

孤独という言葉で最初に思い出したのは、高校時代の美術部の光景です。(中略)美術部の時間は、高校生活のなかで僕の一番の楽しみだったんです。(中略)僕が一番楽しかったのは、みんなで黙々と絵を描いている時間ーーー。(中略)絵を描く時間というのは、あまりおしゃべりすることもなく、みんな黙々と自分の作業を進めていました。その時間が、僕にとってはなによりも充実のときだった。それもまた、見ようによっては孤独なのかもしれません。(中略)それはそれは、静かなものですからね。でも、ひとりきりで描くよりも、そうやってみんなで集まって描くほうが、なぜか作業がはかどるんですよね。ーーー「ひとりぼっちを笑うな」より

直接的に人とコミュニケーションをとるわけではない。
それぞれが自分の作品づくりに取り組むのは、ある意味で孤独な作業だけれど、
同じ場の中でやっていることが、周りの人とのつながりを感じさせてくれ、
自分を支えてくれる。

とてもタイプ9らしい感覚だし、
私たちの中にあるタイプ9的な感覚とも言えるかもしれませんね。

sponsored

群れない・群れる必要性がない

グループになることで生まれる闇

日本の文化が抱えている問題として、集団心理や群集心理が生むトラブルがあります。
それは、裏を返せば、自分が何かに所属していないと
不安になってしまう表れでもあるし、つながりを感じられない恐れとも言えます。
つながりを感じられないからグループを作ることで安心できるんです。

蛭子さんは、群れることで生まれる闇の部分に対して強い危機感を表しています。
例えば、友達のグループ、会社組織内の派閥などにおいて、
人は集団になると安心感のようなものが生まれる一方で、
ときとして凶暴になる恐れがあったり、おかしな方向に行ってしまうことがそうです。
(いじめで自殺してしまったり、派閥内で異なる意見が言えなくなってしまったり、など)

「群れる」ことと「つながる」ことは違う

タイプ9にとっては、つながっている感覚というのは群れることとは違います。
それぞれが「個」として自立していながらも、根っこの部分ではつながっている、
という感覚です。

蛭子さんは、タイプ9の中でも特に一人でいることを好むタイプなので、
その分、群れることで生まれる闇については敏感なのかもしれません。

オンリーワン(only one)ではなくワンオブゼム(one of them)

個性を生み出さなければならない悩み

消費が飽和した時代において経済活動を行うためには、
新たな価値の創造や他社との差別化が求められるようになりました。
その影響もあってか、日本の中でも「個性的」であることが求められるようになっています。

人と違う意見を求められる、人と違う何か得意なことを求められる、など。
自分が必要とされ、愛されるためには、自分の個性を見つけ出し、
作り出さなければならない、という悩みを抱えている人も増えました。

個性は「つくるもの」ではなく「ある」もの

しかし、蛭子さんは、こういった傾向性に対して違和感を感じています。
なぜなら、個性というものは、あえて自分で作り出すものではなく、
そもそもあるものだから。
むしろ、蛭子さんの場合は、みんなと同じでありたいと思っています。

だって、そもそも世界に生きる人すべてが、唯一無二の個性を持っているのだから。にもかかわらず、どうしてみんな人とあえて違いたがるのだろう?違うもの同士が、その違いを前提として暮らしているのが、この世界であるはずなのに。だから僕は、むしろみんなと同じになりたいんですよ。”オンリーワン”ではなく、むしろ”ワンオブゼム”になりたい。ーーー「ひとりぼっちを笑うな」より

また、「個性なんて、他人が決めるような曖昧なものなので、
そんなことは気にせずに自由に生きた方がいいのではないか」というような言葉もかけていて、
それで救われた人もいるはずです。

確かに、タイプ9の性格としては、自分の内面の平和を保つために、
自分を目立たせず、他者との摩擦を避ける傾向性と課題があります。

しかし、本来、タイプ9の根底には、「ひとりひとりが個性的で違う存在。
その上で、みんながつながっている。」という個性の尊重と調和の感覚があり、
それがタイプ9的な素晴らしい資質なんですね。

いかがでしたでしょうか?

蛭子さんのタイプ9エピソードはまだありますが、
今回は、その中でタイプ9の資質に焦点を当てて紹介しました。
自分や他者への理解を深め、お互いの関係性がより良くなるといいですね。

Amazon

楽天ブックス

sponsored

保存保存

ピックアップ記事

最近の記事

アーカイブ

  1. 対人関係

    すぐふてくされる部下にイライラしない接し方と上手な育て方は?
  2. 知識・知恵

    ストレスの原因がわからない〜背後にある原因とその対処は?
  3. 仕事・職場

    ストレスチェック制度の義務化ですることは?(マニュアルの要約付)
  4. 対人関係

    余計なことをする人には「健全なNO」を言おう
  5. 対人関係

    上司に「嫌いだ」と言われたら、嫌われないようにするのをやめよう
PAGE TOP