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株式投資で失敗した人から学ぶ〜後悔しないために必要なことは?

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株式投資にはリスクがつきものと知っていたけど、
実際に体験すると恐ろしいものですね。

投資というと、どうしてもお金持ちになるイメージが大きくなってしまうので、
お金を増やすことばかりに意識が行ってしまいます。

しかし、実際には多くの人が投資額の元本割れを起こし、
酷いと信用取引で借金を背負ってしまいます。
株価が1%下がっただけでも身体中から汗が出て、
翌日の取引まで眠れない不安な夜を過ごすことも珍しくありません。

これまでつぎ込んできたお金があっという間に失われてしまった時の、
あの途方にくれてしまう感覚は何とも例えようがありません。
そして、投資は自己責任ですから、失敗した人を救済してくれることはありません。

投資で負ってしまった大きな傷は、どうすれば癒すことができるのか。
私たちは、どうすれば失敗から立ち直ることができるのでしょうか。

Aさんの株式投資の失敗談

1. 働けなくても資産を築けるようにはじめた株式投資

会社員として働くAさんは、自分が病気をしたことをきっかけに、
自分が働かなくても資産を築けるように株式投資をはじめました。

会社で確定拠出年金が導入されたタイミングも重なって、
投資に対して積極的に取り組んでいました。

2. リーマン・ショックで資産の多くを失った

Aさんは、貯金していて使わないお金の半分以上を株式に投資していましたが、
当時の株式市場は好況だったので利益も少しずつ増えていきました。

しかし、突然事態はリーマン・ショックによって一変し、
Aさんは財産(約40~60%くらいだそうです)を
一気に損失することになってしまったのです。

3. お金を使うことが怖くなって人生が後ろ向きに

リーマン・ショック以降、Aさんはお金が出ていくことに対して
強いストレスを感じるようになってしまいました。

「ここでお金を使って、もし何かあったときにお金がなくなってしまったらどうしよう。」
「私は生きていけなくなるかもしれない。」という不安を感じるようになり、
お金を使うことにストレスを感じるようになってしまいました。

人との付き合いについてもお金を基準で考えるようになってしまい、
あらゆる行動の基準がお金に縛られるようになってしまったのです。

4. 投資の恐ろしいところは「自分がお金を消費した感覚がない」こと

投資の恐ろしいところは「自分がお金を消費した感覚がない」ことです。
もちろん株式を購入しますが、物やサービスを買った時に得られるものとは違います。
あくまで利益を期待して預けているような感覚であって、自分のお金は無くなっていません。

実際には、株価が下がり投資した金額を下回れば、お金を失うことになります。
しかし、自分がお金を使ったという感覚がないので「私のお金という考え」が残ったままなのです。

苦しみから解放されるためには、自分の考えに問いかけること

1. お金を失って苦しむのではなくて、お金を失うべきではなかったという考えを信じると苦しむ

「私はお金を失ってしまった」「お金は失われるべきではなかった」
という考えを信じていると私たちは苦しみます。

なぜなら、失われたお金はいくら考えても戻ってこないからです。
苦しみから解放されるためには、ひとつは「失われたお金を取り戻すくらい稼ぐ」ことですが、
失われたお金を取り戻すために投資を続けるのは、また失うリスクを抱えることになります。
お金を取り戻すために投資を続けた人が、かえって損失を増やしてしまった事例は珍しくありません。

リスクを減らすために、投資の学びを深めることは良い方法です。
もし、投資に対して本当に向き合い続ける気持ちがあるのならば。

そこでお勧めしたいもうひとつの方法は、
「私はお金を失ってしまった」「お金は失われるべきではなかった」
という考えに問いかけをしていくことです。

ストレスを生む考えに取り組むことで、お金に対する執着から解放されると
苦しみから解放されます。これはリスクのない健全な方法です。

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2. ワークの事例「リーマンショックは私を苦しめた。」

下記の事例は、Aさんが実際に取り組んだワークの事例をご紹介します。
Aさんは、多くのお金を失う原因となったリーマン・ショックをテーマに取り上げました。
(ワークの内容は、読みやすいように内容を一部編集しています)

ーーーそれでは、ワークに取り組む文章を読んでください。

「私は、リーマン・ショックに対して落ち込んでいる。
なぜなら、リーマンショックは私を苦しめたから。」

「リーマン・ショックがなかったら、
私はたくさんのお金を失うことにはならなかったし、
こんなにお金に苦しんでいないし、
本来必要なものも買うことができたはずです。」

リーマン・ショックとは、2008年にアメリカ大手投資会社のリーマン・ブラザーズが経営破綻したことで起きた世界的な株価急落のこと。

ーーー「リーマンショックは私を苦しめた。」それは本当でしょうか?

(深呼吸して、目を閉じて、沈黙の時間が過ぎる)

「いいえ。そうとは言い切れません。」

ーーー「リーマンショックは私を苦しめた。」という考えを信じるとき、どのように反応しますか?

「とても残念な気持ちになります。
本来ならあったはずのお金がなくなってしまって、
とても大きな喪失感でガッカリしています。

後悔もしています。買いたいものがあった時に、
『あの時、株で損をしていなければ買えたのに。』
って思って残念な気持ちになります。

お金を使うときに、とても躊躇するようになりました。
お金が出て行ってしまって、もし何かあった時に
お金がなかったら生きていけなくなるんじゃないかって
不安に駆られるようになりました。」

ーーー「リーマンショックは私を苦しめた。」という考えは、あなたにとってストレスですか?それとも平和につながりますか?

「ストレスです。」

ーーー「リーマンショックは私を苦しめた。」という考えがなければ、どうなりますか?

(深呼吸して、目を閉じて、沈黙の時間が過ぎる)

「深く呼吸することができます。
お金に対する執着が減って頭や体が軽くなった感じ。
起きたことは変わらないのに平静な自分がいます。
お金がなくなったことに自分があまり影響されていません。

「考えを信じていなければ、お金はお金でしかない。
入ることもあれば出ることもある。ただそれだけ。

私は投資をしていたのだから、お金を失うリスクも承知の上だったことを思い出します。
私はリーマン・ショックによる影響を予測していなかったし、
お金を失うのは当然だったと思えるようになります。

お金を失ったからといって、自分の人生が失われたわけではありません。
今日までお金をすべて失うことなく、ちゃんと生きてこれたんですから。

ーーーそれでは文章を置き換えて、元の文章と同じくらい、あるいはそれ以上に真実味を感じられる事例や理由を探求してみてください。

置き換え文①「リーマン・ショックは私を苦しめていない。」

「リーマン・ショックから学んだこともありました。
私が投資をしていたときは、割と株式は好況で高値だったんです。
たくさんの銘柄が買えば値上がりするような時期でしたし、
私もまだまだ初心者だったので市場のながれもよくわかっていなかったので、
良い勉強になりました。」

置き換え文②「私は私を苦しめた。」

「失ったお金をいつまでも私のお金だと執着していました。
決して変えられない過去のお金に対して、
失われるべきでなかったと何度も後悔することで、
私自身を苦しめていました。」

「私が失ったお金は数百万円になりますが、
何かしらお金が必要になったときに、『株に手を出していなければ、
今頃もっとお金があったはずなのに。』と考えることで悔しい思いをしていました。

本当は『失った』のではなくて『使った』のですよね。
リスクを承知の上だったのに、いつの間にか自分を被害者のような立場にしていました。」

置き換え文③「私はリーマン・ショックを苦しめた。」

「直接的に私がリーマン・ショックを苦しめたわけではありませんが、
そもそも私を含めて多くの人が、利益追及型の投資をしていたから
リーマン・ショックのような事態が起きたと思いました。

お金を増やすことに意識を取られてしまった投資家たちの目を引くために、
サブプライム・ローンのようなリスキーな融資サービスや
得体の知れないデリバティブ(金融派生商品)が横行したのだと思いました。

私たち投資家が、もっと企業の成長に対して
応援する気持ちを持って投資を行っていれば、
リーマン・ショックは起きなかった気がしました。」

考えから解放されると後悔がなくなる

Aさんは、自分の生活を豊かにしたいと思って投資をはじめましたが、
お金が自分を豊かにも貧しくもするのではなくて、
お金に対する自分の考えが、自分を豊かにも貧しくもするということに気づきました。

そしてストレスな考えから解放されたことによって、
自分が思ったよりもお金を求めていないことに気づきました。
そして、お金を使うストレスや将来の不安も軽くなりました。

ワークを通じて、私たちは投資について考えさせられました。
お金を増やすことに意識を取られてしまうと多くの人が失敗することになります。
それはリーマン・ショックが教えてくれたことでもありますね。

大切なのは、私たちは何のために投資をするのか?
投資を通じて自分が何を実現したいのかということです。

だから、まずは自分自身に投資をしてあげましょう。
自分の考えに取り組んで自分の中から答えを見つけていきましょう。

それでまた投資がしたいという答えが出てくれば
投資の失敗は大きな学びになります。
投資がしたくなければ、もっと大切なことに時間やお金をかけることができるので
後悔がなくなるはずです。

ワークの具体的なやり方については別記事にてご紹介していますので、
よかったら参考にしてください。

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