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ギャンブルをやめたいなら「自分の考え」に依存するのをやめること

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ギャンブルをやめたいと思っているのに、
やめられない人はどうすればいいのでしょうか?

ギャンブルに対する依存の問題は深刻で、金銭感覚や生活習慣、
人間関係の崩壊など、最悪人生がめちゃくちゃになってしまいかねません。
人によっては数千万~一億円ものお金をつぎ込んでしまうこともあるのです。

「ギャンルをやめたい」という意志だけではどうにもならない

まずギャンブルに関わらず、依存症につながりやすいもの
(お酒、タバコ、甘い物、薬物、セックスなど)について
中毒的傾向性やストレスが表れたら、
まず自分ひとりの意志ではどうすることもできないと
知っておくことが大切です。

「やめよう」とか「もうやらない」という意志だけで
止めることはほとんどできません。
一時的に止めることができたとしても、
依存症の問題が解決したわけではなく、
ちょっとしたきっかけでいつでも再発してしまうものなのです。

ギャンブルに依存していると自覚していますか?

では、意志の力ではなく何をすればいいのでしょうか?

最初の壁は、自分がギャンブルに依存している
という認識を持つことです。

「ギャンブルは好きでやっている」とか「自分は普通の人間だ」とか、
ギャンブルや自分自身の状態に対して楽観的な考えを持っているので、
自分が依存しているという認識がほとんどありません。

実際には、ギャンブルのために、生活費を切り詰めたり、
預金残高がほとんどなかったり、人からお金を借りたりしているのに、
「勝てば大丈夫」とポジティブに考えているため、
自分の問題やストレスについて忘れてしまうのです。

「もうやめよう」と考えたのに、またやっているのが依存

実際には、時間とお金の多くをギャンブルに費やしてしまっているため、
生活習慣(食事、洗濯、掃除、健康、人付き合い、仕事、家族関係など)
が乱れているのに、ギャンブルをしないと落ち着かない、
いてもたってもいられない、ダメだとわかっているのに
お金をつぎこんでしまう、買ったときの快感が強烈で忘れられずに、
もう一度味わいたい欲求を抑えきれません。

ギャンブルをし終わった後に、もし罪悪感や落ち込みを感じ、
「もうギャンブルをやめたい」とか「いいかげんにしよう」とか
「こんな事をしても良いことなんてない」などと考えるように
なっているにも関わらず、またギャンブルをやっているようであれば、
自分は依存しているんだということです。

ギャンブルをしたくなったときの自分を観察する

自分がギャンブルに依存していることをある程度
自覚できるようになったら、やめるために行動しましょう。
強制的にギャンブルと自分を切り離す方法もありますが、
ここでは違う方法をご紹介していきます。

最初は直接ギャンブルを断つことはしません。
いきなりギャンブルをやめると、我慢することになります。
我慢は限界にくるとストレスによる反動で、
自分の意志をはねのけてギャンブルに飛びついてしまうからです。

だから、まずギャンブルをしたくなった時の自分に注意を向けます。
ギャンブルをしたくなったときの「きっかけは何か」
「何を考えていたか」「気持ちや体の反応はどうだったか」
ということを紙に書き出してください。

ギャンブルをしたくなった瞬間に書いてもいいし、
できなければ後で振り返りをして書いてもいいです。

例えば、「朝起きたとき、体がだるくて気分がすぐれなかった。
仕事をしなければならないけど、やる気がおきない。
今日はパチンコに行こう。新台が出るからもしかしたら
高設定の台が見つかって勝てるかもしれない。」といったように。

朝起きて、仕事のことを考えたら、嫌な気持ちや体のだるさがあった、
そして、今日はパチンコで勝てるかもしれないと。

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ストレスや苦しみから逃れたくなるとギャンブルに依存する

ギャンブルに依存するときは、そのきっかけとして
ポジティブな考えに飛びつく現象が起こります。
「今日はパチンコで勝てるかもしれない」と考え、
勝った時の快感をもう一度味わいたいと期待してしまいます。

しかし、その背後には、「仕事に向き合いたくない」
という考えがあります。
実は、仕事のことを考えたときに感じたストレスから
自分を解放しようとして、ギャンブルに飛びついているのです。

だから、私たちが取り組むべきなのは、ギャンブルそのものではなく、
ギャンブルにつながる自分のストレスな考えです。

実は、私たちはギャンブルに依存しているのではなく、
自分の考えに依存しているのです。
「今日こそは勝てるかもしれない」という考えに執着しているだけなのです。

考えを信じると痛い目にあった現実が見えなくなる

自分の考えを信じる(依存する)と現実が見えなくなります。
ギャンブルで負けて痛い目にあっている現実があっても、
「何だかんだ言って当たった時もあったし、次はきっと取り返せる。」
という考えを信じていると、痛い目にあった現実が見えなくなってしまいます。

なぜ、こんなことを書いているかといえば、
本当は自分を苦しめることをしているのに、
それを自覚できない状態にあるので、
ここでしっかりとストレスを感じてもらう必要があるからです。

今までは、ストレスを感じたら逃れようと
反射的にギャンブルに飛びついていました。
しかし、自分の考えを信じていると苦しむということを、
あらためて味わってほしいのです。

自分の考えについて問いかける

私たちは考えに執着すると苦しむし、
苦しみから逃れようと快感を求めます。
自分の考えを信じ込んでいるあまり、
私たちはそれが本当であるかどうか問いかけることがありません。

自分の考えを紙に書き出し、問いかけてください。
「今日こそは勝てる」それは本当でしょうか?
「次こそは取り返せる」それは本当でしょうか?
その考えを手放した方がよい理由は見当たりますか?
その考えを信じた結果どうなりましたか?

考えを信じていなければ、ギャンブルに対して
良いも悪いも感じなくなります。
そして見えてくる現実は、多くのお金を失ったこと、
生活が荒れたこと、人間関係が崩壊したことです。

あらゆる考えがギャンブルにつながっている

自分をストレスにするあらゆる考えがギャンブルにつながると思って、
ひとつひとつの考えについて自分に問いかけてください。

ギャンブルに手を出しそうになったら問いかける。
ギャンブルに手を出してしまったら、その後で自分の考えに問いかける。

自分が何を信じていて、その結果、何に苦しむのか
体験を積み重ねてください。

継続して取り組んだ結果わかるのは、
「考えを信じると苦しむし、信じないと苦しまない」ということです。

依存症は完全に消え去らない、あるのは「気づき」の連続だけ

たとえ考えを99%信じなくなっても、
1%でも信じていたら依存症はなくなりません。

私たちの欲望は次のような言葉が大好きです。
「少しくらいは」「今日くらいは」
「いつも頑張っているご褒美として」。

1,000円が5,000円になり、10,000円になり、
30,000円になり、気がつくと戻れなくなってしまうのです。

常にあるのは依存的な考えについての「気づき」の連続です。
瞬間瞬間の気づきを生きることで、自分の依存的な考えに
問いかけてストレスから自由になることが、
ギャンブルから立ち直るための実践方法です。

依存症の家族を持つ人へ

依存症の家族を持つ人にも問いかけの実践はおすすめです。
ギャンブル依存症の人を見ていると、辛くて見ていられず、
ついお金を渡してあげてしまうかもしれません。
あるいは、どうしようもない人だと厳しく責める気持ちを
持っているかもしれません。

大切なのは、意識がクリアな状態で依存症の人と関わることです。
目先のことにとらわれず、落ち着きと愛情をもって関わることです。
そのためには、まず自分がストレスな考えから楽になる必要があります。

自分をストレスにする考えに問いかける方法は、
別記事で紹介していますので是非参考にしてください。

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