対人関係

愚痴をこぼす人の心理は?どうすればいいの?対処法やストレス解消法は?

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愚痴って、たまに聞く分には構わないけれど、
続けて何度も聞かされるのはさすがにストレスになりますよね。

職場(上司、仕事)についての愚痴、
女性(母親、彼女など)についての愚痴、
男性(旦那、彼氏など)についての愚痴など、
いろんな愚痴が吐き出されてきます。

こっちだって疲れているときや忙しいときだってあるのに、
それをわきまえずに愚痴をこぼされるのは耳を塞ぎたくなるものです。
「そんなに嫌だったら辞めればいいのに」とか、
「それだったらこうしたらいいじゃないか」とか言っても、
全く問題は解決しない。

それどころか愚痴がおさまらなくて本当に困る。
あー!もういやだ!愚痴を言ってくる人にはどうしたらいいの?
そんな人とはもう関わらない方がいいの?

そこで今回は、愚痴をこぼす人に対して、
どう接したらいいのかを書いていきますので、
何かひとつでも参考になったら嬉しいです。

愚痴をこぼす人の心理はどうなっているの?

言っても仕方がないことを嘆いたり、
ぐちぐちと言ったりするような愚痴に限らず、
起こったことに対する不平不満や、
相手に対する文句や批判を吐いてしまう人
(以下まとめて「愚痴」とします)の
心理状態はどうなっているのでしょうか?

感情や気持ちのレベルにおいては、
悲しかったり、怒っていたり、不安や心配だったりと
マイナスな状態ですが、いずれも自分の身を守るための反応です。

つまり、身に降りかかったストレスを抱えきれないため、
マイナスな気持ちを外に吐き出して
心のバランスを何とか取ろうとしている状態です。

相手は悪気があって愚痴を吐き出しているのではなくて、
反応的あるいは反射的に口から出てしまっているということで、
決してあなたを悪い気分にさせようとしているわけではありません。

内心では、あなたに悪いなと思いながら言っているけれど、
かといって愚痴を吐かずにはいられない。
もしくは、あなたに悪いと思う気持ちの余裕すらないまま、
愚痴を吐き出すことで精一杯の状態なのです。

愚痴をこぼす人は、(本人が気づいているか、いないかは別として)
あなたに対して、自分が大変だということをわかってほしいとか、
自分が抱えている気持ちを受け止めてほしいという期待を持っています。

自分がいかに被害を被っているか、
自分は大変なんだということに共感してほしい。
大変だったねとか、よく頑張ったねという言葉をかけて自分を受け止めてほしい。
自分の味方になってほしいという期待もあるかもしれません。

ただ、共感する上で誤解しやすいのは、
問題解決やアドバイスを求めていると思ってしまうことですが、
必ずしも相手がそう思っているわけではありませんし、
むしろ愚痴を言っている段階では求めていないことの方が多いでしょう。

あくまで求めているのは気持ちの共有や支えであると分かると、
アドバイスをして相手を怒らせたり、
相手から拒絶されたりするようなことにはなりません。

少し話は変わりますが、
愚痴をこぼして相手が信頼できるかどうか試したり、
相手の本音を探ったりするような操作的な意図があったとしても、
それも自己防衛(自分の身を守る)の反応のひとつです。

また、「愚痴を言う人は、自分中心(あるいは自己中心的)で
自分の都合だけで考えている。」と言われているのは、
あくまで周りが見えないくらい余裕がないという意味であって、
その人が悪いとか劣っているとかいうことではありません。

余裕がないので、自分の素直な気持ちや本音が言えない状態だし、
周りのことに気づけないほど視野が狭くなっているし、
幸せで平和そうな他人と自分を比べてしまうし、
自分の身を守るために他者を責めてしまうのです。

愚痴をこぼす人に対する効果的なサポートのしかた

愚痴をこぼす人は、抱えきれないマイナスな気持ちを
吐き出すことで心のバランスを取ろうとか、
相手の共感や支えを得ることで自分を保とうとする心理がありました。
そうした心の余裕がない状態の相手に対して、どう対応すればいいのでしょうか?

1. 相手の気持ちに心を傾けて共感する

愚痴をこぼす人がまず求めていることは
まず気持ちを受け止めてもらえることです。

相手の話を聞いて問題の原因や解決方法を探る前に、
まず相手の気持ちに焦点を当ててあげましょう。

怒っていたり、辛かったり、悲しかったり、
相手の気持ちに対して心を傾けて、
「この人は、今こんなに大変な気落ちなんだ。」と分かったら、
それを「それは大変だったね。」「それは辛いね。」
などと自然な形で言葉にして返してあげましょう。

相手の人が自分の気持ちをわかってくれているとか、
自分の気持ちに耳を傾けてくれているとわかると、
心の余裕が取り戻せるようになってきます。

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2. 自分と相手の境界線を曖昧にしない

ただ、相手に共感ばかりしていると、相手の愚痴が止まらないとか、
相手がより自分を頼ってくるプレッシャーを感じるかもしれません。

相手に共感する上では、自分と相手の境界線が
曖昧にならないように気をつけます。

自分に余裕がないのに延々と相手の話を聞いてしまうと、
今度は自分がストレスになってしまい、
かえって相手に対して嫌な気持ちになってしまいます。

相手の話を聞く余裕がなければ断ることも大切です。
断ると言っても相手が嫌いだから拒絶するわけではないですよね。
あくまでも相手をサポートしたい気持ちを伝えつつ、
今は話を聴く余裕がないから今日はごめんなさいと伝える、
あるいは別の機会を提案することで、自分と相手の境界線をあいまいにしないように。

3. 事実と解釈を分ける手助けをする

愚痴をこぼしてしまう人は、
気持ちの背後にプレッシャーや批判、
失敗や批判の恐れを抱えているため、
現実を客観的に見ることが難しくなっているので、
何が事実で何が解釈なのかが分からなくなっています。

しかし、あなたが相手の気持ちに共感して、
相手の人が問題と向き合うことができる状態にまで
心の余裕が出てくれば、混乱していた考えを
事実と解釈に分けて問題の原因を把握することが可能になってきます。

例えば、職場の上司が認めてくれないということであれば、
具体的に何を言われたのか、何をされたのかなどと事実を整理して、
それに対する解釈や気持ちを聴いた上で、
あらためて問題を一緒に見ていきます。

ストレスで視野が狭い状態になっていると、
「いつも~だ」とか「絶対~だ」という解釈になりやすいのですが、
心に余裕が出て事実と解釈が分けられるようになると、
認めてくれているところもあったり、
いつも認めてくれていないわけではないといったり、
あらたな事実が見えてきます。
気持ちも楽になるし、問題の原因もはっきりしてきます。

4. 相手の答えを一緒に探す

そして、相手が結局どうなりたいのか、
あるいは、どうなりたいのか、
本人の中から答えが出てくるよう一緒に探していきましょう。

そして、具体的に何ができるか、
何から始めることができるかを一緒になって考えていきます。
(求められればアドバイスや自分の経験談も提供しましょう)

問題の解決に向かって、自らの意思で前向きに取り組むことで、
自分ゴトとして物事を捉えられるようになります。

すると、今までは単なる愚痴でしかなかったのが、
ある日から相談に変わってきます。
さらに進んでくると、今度は自分で自分と向き合い
問題解決に自ら取り組むようになります。

愚痴を言われてもストレスにならないセルフマネジメント

相手の愚痴を聴く余裕がこちらになければサポートもできません。
愚痴を聞かされるのが辛いなと感じたら、
まずは自分で自分をケアしてあげることが大切です。

愚痴を聞かされて溜まった嫌な気持ちを別の人に吐き出すのは、
単にストレスが伝播するものです。
また、愚痴を言う相手と距離をおくことは、
問題に蓋をしてストレスを感じないようにしているものなので、
できれば避けたいですよね。

なので、まずは愚痴を聞いても大丈夫でいられる
心の余裕を育てるようにしましょう。

1. ストレスを解消する

愚痴を聴くと、なかなかストレスが溜まってしまうことが多いので、
ストレスをなるべく溜めないように日頃からストレス解消に努めましょう。
ありきたりな対応策ですが、やはり大事なことだし、とても効果的です。

ストレスを感じてもすぐに元に戻れる、
またはストレスを感じにくい状態が続くことで人生が楽になるし、
相手に愚痴に対しても余裕をもって聴くことができます。

2. 自分の考えに問いかける

感じたストレスに対処的に対応するだけでなく、
そもそもストレスを感じさせる原因に取り組むことで
ストレスそのものが起きなくなることも可能です。

私がお勧めしているのは、
ストレスを生む考えに問いかける方法です。

私たちがストレスになるのは、
ストレスを生む考えを信じているときです。

起こった現実は同じなのに、
ストレスを感じる人もいれば
ストレスを感じない人がいるのは、
人によって現実の受け止め方が違うからです。

起こった現実に対して浮かんだ考えを信じていることを
「ビリーフ」と呼んでいます。

ビリーフに問いかけることでストレスから解放され、
自然とあるがままの現実を見ることができるようになります。

そして、物事の捉え方が変われば、
今まではストレスな出来事だったのに、
もうストレスを感じないという効果もあります。

いかがでしたか?
愚痴をこぼしてします相手は気持ちに余裕がありませんから、
ぜひサポートしてあげてください。

そのためには、まずあなた自身の心の余裕を育てることが大切です。
そして、思いやりを持って効果的なサポートをしてあげてください。

ところで、自分だって愚痴をこぼしたくなることはありますよね。
そんなときには、先ほど紹介したストレスを解消したり、
自分の考えに問いかけることが同じように効果的です。

また、別記事では自分が愚痴りたくなったときの
対処法についても紹介していますので、
よかったらそちらも合わせて参考にしてください。

まとめ

  1. 愚痴をこぼすのは、心に余裕がない自分の身を守るためであり、反応的に心のバランスを取ろうとするもの。
  2. 愚痴をこぼす人には、まず気持ちに心を傾けて共感することを意識する。
  3. 愚痴を聴くときには、自分と相手の境界線を曖昧にしないこと。
  4. 問題を見つめる気になったら、問題を事実と解釈に分ける手助けをしてあげること。
  5. 相手が前向きな答えを見つけられるように一緒に探してあげること。
  6. 愚痴を聴いてストレスになったらセルフケア(ストレス解消、自分の考えに問いかける)
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