お金

不安から来るストレス「私はこのままでは生きていけない。」を解消するには?

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私たちの素晴らしいところは想像する力があることです。
この力のおかげで、これまでたくさんの素晴らしい物を
生み出すことができました。

しかし、その想像力がマイナスの方向に働いてしまうと不安が生まれます。
不安から来るストレスは、将来について良からぬことを想像したときに起こります。
想像が漠然としていて、どうなるかわからないものに
怖れを抱いて消耗させられてしまいます。

私たちは、こうした将来について良からぬ想像をして
感じた不安をなくすために、色々な対策をしています。
食料を備蓄したり、お金を貯金したり、保険に入っておいたりして、
何かあった時のために備えておくことで安心を得ようとします。

すると、自分の安心を支えてくれるのは、そうした食料であったり、
お金であったり、保険であると信じるようになり、
これらがなくなることに対して怖れを抱くようになるのです。

こうした不安から来るストレスから解放されるためには、
自分の安心を支えてくれている(と信じている)考えを探求することがお勧めです。

食べ物やお金や保険がなければ生きていけないという考えに問いかけ、
考えが幻想だったと気づくことで不安が消え去ることがわかります。

今回は、フリーランスで収入が安定しないAさんが、
自分の預金口座の残高を見た時に感じた不安についてワークをした事例をご紹介します。
ぜひ、自分でもワークをするようなつもりで読み進めてみることをお勧めします。

ワークの事例「私はこのままでは生きていけない」

(書き上げた文章を読み上げる)

「私は、お金(収入)に対して不安に感じている。なぜなら、
私はこのままでは生きていけないから。」

「私の仕事は安定していないし、収入も少ないから。
毎月の残高が減っていくのを見ると、もっと働かなければならないと思う。
自分の力量が足りないと感じる。」

ーーー「私はこのままでは生きていけない。」それは本当でしょうか?

「はい」

ーーー「私はこのままでは生きていけない。」その考えが本当であると絶対に言い切れますか?

「それはわかりません。本当にダメだと確信していたら、
今の生き方をやめて別の生き方(転職するとか)を模索すると思いますから。」

ーーー「私はこのままでは生きていけない。」という考えを信じるとき、どのように反応しますか?

「自分がとても未熟で、価値がないと感じます。
預金口座の残高が減っているのを見ると気持ちは焦るばかりです。」

「やらなければならないことはたくさんあって、時間はいくらあっても足りないのに、
何から手をつけていいのかわからず動けなくなってしまいます。」

「息苦しく気持ちも重くなって、目の前のことに向き合いたくなくなります。
なんだか悲しい気持ちになってきました。」

ーーー「私はこのままでは生きていけない。」その考えはストレスですか?平和ですか?

「ストレスです」

ーーー「私はこのままでは生きていけない。」その考えがなければどうなりますか?

「肩の荷が降りて、呼吸が深くできるようになります。
頭がスッキリしてきて、預金口座の残高の数字を見ても特に何も感じません。」

「今、私の預金残高は●円あるって事実がわかるだけで、
怒ってもいないし、焦ってもいない自分がいます。」

「仕事もやるべき事が目の前にあって、
ただそれを淡々とやればいいんだくらいの感じになってます。」

私たちは将来について不安になるとき、目の前にある、
現実の否定的な側面に意識が集中してしまって、
あるがままの現実を見ることができなくなってしまいます。

しかし、考えを信じていなければ(考えがなければ)、
目の前にある預金残高の数字は客観的な事実を教えてくれます。
「今、あなたはこれだけのお金を持っています。」というシンプルな事実です。

考えを信じると苦しみます。居ても立っても居られないし、
働いても働いても楽になる気がしません。
身体は緊張し、呼吸も浅くなります。

しかし、考えを信じていなければ(考えがなければ)、
今あなたは大丈夫だということに気づくし、
これまでもあなたが大丈夫だったということがわかります。
そして未来については、ただ「わからない」とだけ分かるのです。

それでは、ワークを続けて元の文章を置き換えて、
置き換えた文章が自分にとって真実味のある例や理由を探求していきます。

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置き換え文①「私のお金に対する考えがこのままでは生きていけない。」

「お金に執着した考えのままでは、まともに日々を生きていられないです。
今の現実を否定的に見てしまうし、今あるお金だけでは足りないとストレスになっています。」

「『今あるお金はこれ。じゃあどうしていこうか?』といった感じで、
現実を受け入れて前向きに生きている感じがしないです。
このような考え方では、とても生きた心地がしません。」

「今の財政状態でも暮らしていけています。
生活に対する不満や不便さを感じた時に『もっとお金があれば』と
お金に考えが依存していますね。うん、確かにそうです。」

置き換え文②「私の考えがこのままでは生きていけない。」

「このままでは生きていけないって信じていたら、生きていけないですよね。
このままでは生きていけないって昨日考えていたのに、
実際には今日は生きてるじゃないかって事実を感じていないです。
『あ、なんだ生きてるじゃん私』って。」

「やらなければならない仕事を頭の中でたくさん積み上げて、
その量に押しつぶされそうになってます。
問題だったのは、それを一気に解消したいとか、
いつまでに処理できるか算段を立てられるようになりたいと思ったことですね。
結局できるのは、ひとつひとつを確実に片付けていくことですよね。」

置き換え文③「私はこのままでも生きていける。」

「仕事はあるから。今やっている仕事が終われば収入が入るから。
今日ここにいるということは、これまで何とかやってこれた証だし、
その連続で人生は成り立っているから。」

「自分が求める生き方は、自分の心が平和で穏やかであることだから。
それは大事にしているし、日々の生き方の指針にして実践している。」

安定を求めることは自然な反応だし悪いことではありません。
大切なのは、今この瞬間の安定を積み重ねていくことです。

瞬間瞬間の気づきが心の安定をつくり、それが未来を作っていきます。
将来の安定を求めると今の安定を失います。
最も安定した生き方は、どんな状況や環境に自分が置かれても
自分の心が安定していられることです。

このワークのやり方については、こちらの記事で具体的に説明しています。

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