事例

長谷部誠さんの性格・生き方から学ぶタイプ6「心を整える」ちから

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エニアグラム タイプ6の有名人の事例として、サッカー元日本代表の長谷部誠さんの
性格や生き方から、タイプ6のテーマを紹介します。
日本代表のゲーム・キャプテンとして三度のW杯に出場し、
チームをまとめ上げた力は長谷部誠さんの取り組みによって生み出されたものです。
著書「心を整える」からは、タイプ6のテーマが見て取れます。

エニアグラム タイプ6(社会的本能)は「バランサー」「ハブ」

長谷部誠さんは、エニアグラム タイプ6の中でも社会的本能が優先するタイプです。
タイプ6は安定や信頼を求めるタイプですが、社会的本能が優先するタイプ6は、
チーム・組織・社会といった「場」に対する意識が高くなります。

自分が場に対して献身し、貢献することで、場を安定させ、人々からの信頼を得ようとします。

社会的本能が優先するタイプ6には、「バランサー(balancer)」「ハブ(hub)」
といった言葉がよく当てはまります。
場の中で足りないところを自分が補うことで、全体のバランスを取ろうとしたり、
場の中における仲介役(ハブ)を担うことで、場の流れをよくしたりします。
(「バランスを取る」という意味では、すべてのタイプ6に当てはまりますが、
社会的本能が優先するタイプ6としての特徴については後述します。)

場全体のバランスを大切にする

足りないところを補い全体を整える

長谷部誠さんは、ボランチ(ポルトガル語で「ハンドル」の意味。中盤に位置する攻守の要。)
のポジションに入ることが多いのですが、社会的本能が優先するタイプが持つ、
広い視野と全体に気を配ることができる能力が活かされています。

空いたスペースを埋めたり、数的不利であればフォローしたりすることに
自然と気がつくんですね。

僕はずっと自分が取り組んできたスタイルを変えず、なるべく全体を客観的に見渡して、チームに足りないことを探し、チームを整える存在であろうと思った。(中略)みんなを引っ張るリーダーというよりは、組織の乱れを正していくイメージだ。ー「心を整える」より

場を整えるというのは、スポーツ選手としてあまり個性を感じられないかもしれません。
しかし、長谷部誠さんは、ヨーロッパのクラブに挑戦したとき、
個性的な武器を持った選手どうしがうまく連携できていないことに気づき、
自分が空いた穴を埋めることでバラバラだったチームを機能させました。
結果、長谷部誠さんはチーム内で必要な存在としてレギュラーを
獲得するようになったんですね。

場の空気を読んでグループの和(信頼関係)をつくる

また、社会的本能が優先するタイプ6のバランス感覚は、
グループとしての和(信頼関係)を大切にするところですが、
そのアプローチは特定のメンバーと固まることなく平等に接し、
孤立している人がいれば敏感に気づきフォローします。

場の空気を読んで自分の役割を見つけるだけでなく、
場をつくることもできます(例えば、「幹事を引き受ける」など)。

子どものときから特定の友達と一緒にいるというよりは、誰と誰が仲がいいというのはあまり意識せずに、みんなと遊ぶようにしていた。中学生のときには、みんなから無視された子とあえて一緒にいたこともあった。ー「心を整える」より

グループ内の伝達役になることで人と人をつなげる

社会的本能が優先するタイプ6は、人と人をつなぐ仲介役(ハブ)となることで、
場全体のバランスを保とうとします。
コミュニケーションのズレが起きやすいチームの中で、
自分が間に入って意思の伝達や統一を図ろうとします。

特に上下関係がはっきりしている場の中での伝達役として機能します。

 確かに自分は前へ出ていくタイプじゃないけど、一人ひとりのところに行って、情報を伝達したり、共有するのは苦手じゃないかもしれない。これからもチームのために役に立てるなら、いつでもグループ内の伝達役になるつもりだ。ー「心を整える」より

社会的本能と自己保存的本能のリーダーシップの違い

余談ですが、イチロー選手(メジャーリーガー)は自己保存的本能が優先するタイプ6のため、
長谷部誠さんと同じタイプ6でも、キャプテンとしてのあり方が変わってきます。
自己保存的本能が優先するタイプ6は、職人気質的なところがあるため、
コミュニケーションのハブになるというよりは自分の仕事をきっちり果たすことで
チームに貢献しようとする傾向が強くなります。

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最悪を想定して準備をする

タイプ6は、問題やリスクとなることに敏感で、あらかじめ備える傾向性があります。

最悪の場合を想定することもそうです。
タイプ6は、頭の中で、「もしこうなったらどうしよう」
「もしかしたら良くないことが起こるかもしれない」といった考えが
自然発生的にわいてきます。

それは、タイプ6の深層心理(自分が気づかない心の部分)にある
「不安」と関係していますが、タイプ6は心の安定を失わないために、
最悪の場合を想定して、もしものときのために心の準備をするんです。

不安やネガティブな考えを受け止める

タイプ6にとって、ネガティブな考えがわかないようにするのは難しいことです。
しかし、考えがわいてきても、それを恐れずに受け止めることはできます。
どんな結果になろうと現実を受け止める覚悟をタイプ6は作ることができるんですね。

2010年W杯、対パラグアイ線でのPKの出来事

長谷部誠さんにおいては、2010年W杯、
対パラグアイのPK戦終了後にとった行動が印象的です。

パラグアイの最後のキッカーがPKゴールを決めて日本の負けが確定したとき、
他の選手は悔しさから動けなかったところ、ひとりスッと立ち上がり歩き出す長谷部誠さん。
その表情は、どこかスッキリしていて、悔しさなどの感情が見てとれなかったことを
記者が不思議に思って聞いてきたそうです。

最初は、自分でもなぜそうしたのか分からなかったそうですが、
自問自答しているうちに「もちろん勝ちたいと願ってはいたけれど、
身体のどこかで『入れられて負けたら仕方ない』と考えていたのかもしれない」
と語っています。

長谷部誠さんも、普段から常に最悪の状況を想定しておく習慣があるそうですが、
心の持ち方がとてもタイプ6的です。

最悪のケースを考えると言うと、何だか悲観主義者のように思われてしまうかもしれないけど、僕はそうは思わない。最悪を想定するのは、「失敗するかもしれない」と弱気になるためではなく、何が起きてもそれを受け止める覚悟があるという「決心を固める」作業でもあるからだ。ー「心を整える」より

以上、いかがでしたでしょうか?
エニアグラム タイプ6の有名人の事例として、サッカー元日本代表の長谷部誠さんの
性格や生き方から、タイプ6のテーマを紹介しました。

普段から、自分の心の安定を大切にしている長谷部誠さんの取り組み「心を整える」は、
タイプ6にとっても効果的なアプローチですので、ぜひ参考にしてみてください。

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