対人関係

性格分類論を活用してモヤモヤをすっきりさせるための5つのポイント

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本人の性格は本人が一番よく知っているつもり。
でも、実際に「あなたはどんな人ですか?」と具体的に聞かれると、
意外と答えが出てこなかったりしますよね。
例えば、面接の時とか、新しく仲良くなった人に聞かれた時とか。

自分てどんな人間なんだろう?と考えると、
はっきり言葉にできなくて何となくモヤモヤするでしょう。

プライベートであれば気にならないことかもしれませんが、
就職面接などの大事な場面では結構なプレッシャーになります。
「自分の性格について言えるようにならなきゃ」と思って、
慌てて自己分析についての本を読むといったこともあるでしょう。

しかし、自分が実際に「どんな人間なのか?」という問いは深いものです。
だから、私はモヤモヤするのは当然だし、ある意味で自分の事を
客観的に知る良いきっかけになったらいいなと思います。

モヤモヤが晴れることで、今までストレスだった理由がはっきりしたり、
自分自身を受け入れて心が楽になったりしますので、
自分を知ることは良いことですよと日頃から伝えています。

ただし、性格分類に関する情報は、アカデミック(学術)な性格類型論から
占星術・心理テストといったノン・アカデミックまで実に幅広く存在していて、
数多くの診断テストが存在するんですね。
そこで今回は、性格分類論を上手に活用するための
ポイントやコツについてご紹介していきます。

人は単純ではなく多面的な存在

「あなたの性格はこうです」と言ってしまうと、
つい人を単純化してしまう傾向があるのですが、
実際に人の性格(内面の世界)はそうではありません。

人の体と一緒で、様々な要素が複雑かつ有機的に結びついていますので、
常に同じような考え方や感じ方、行動をするわけではありません。

明るく楽天的な人が、ある時には自分の繊細な気持ちを表現したり、
ある時には社会の闇と真摯に向き合ったりと、人には多様な面があります。
(余談ですが、よく診断テストや心理テストが当たってると思われやすいのは、
表層レベルの質問内容であれば、いろんな性格タイプの人に
当てはまってしまうからなんです。)

皆それぞれ多様な側面があるならば皆同じじゃないか
と言われればそうではありません。
自分の中には多様な側面があるとしても、
その中から明らかに共通した傾向性があると
教えてくれるのが性格分類です。

だから、「私には、こういう側面もあれば、ああいう側面もあるな」
ということは大切にしながら、「全般的には、こういう傾向性が多いな」
と気づくことで、そこから自分の人生のルールやテーマなどを
見つけていくような感覚で自己理解を深めていけたら良いと思います。

人の性格に良い悪いはない

1. そもそも性格にあった仕事「適職」はない

性格分類でよく出てくるのが、例えば「適職」「相性」といったテーマです。
もともと性格タイプに良い悪いはないのですが、
こういったテーマが絡んでくることで「長所」「短所」という考え方が出てくるんですね。

性格分類というと「あなたは明るく外交的」「あなたは慎重で堅実的」
といったように性格が平面的に解釈されがちです。
そうすると、営業職には明るく外交的な人が向いているとか、
経理職には慎重で堅実的な人が向いているといったように解釈されがちになってしまいます。

しかし、実際には慎重で堅実的な営業職の人が良い実績を持っていることもあるし、
明るく外交的な経理職の人が活躍している場合もあります。

また、明るく外交的な営業職の人でも、書類作成といった事務作業が苦手なのに、
書類作成と提出が徹底されている会社にいれば苦労するし、
一方で、慎重で堅実的な経理職の人が、管理職になって
他部署や顧客先と積極的な交渉をするのはストレスなことです。

性格分類論を活用する上で大切なのが、
枠に当てはめて自分を制限するのではなくて、
枠を知ってそこから自分の可能性を広げることです。

だから、「自分にこの仕事は向いていないな」と割り切るのではなくて、
「自分の性格の良いところで活かせるところは何処だろう?」とか
「苦手なところと向き合うためにはどうしたらいいだろう?」
いう感じで活用できると良いですね。

2. 相性では「心の余裕」の度合いが鍵

また、相性については、例えば「相補性」という言葉があって、
パズルで2つのピースが合わさるように、お互いに足りない部分を
補い合う関係は良いという考え方もあります。

しかし、それが必ずしも良い関係を維持する保証にはなりません。
私が学んできたエニアグラム(Enneagram)では、
「こころの健全度」という理論があって、
どんな性格タイプの人でも健全度が下がる(こころの余裕がなくなる)と
他者との関係性にトラブルや問題を生じるようになると説明しています。

だから大切なのは、こころの余裕をもって相手と関われるかどうかです。
どんな人に対しても直して欲しい部分や改善してほしい性格はあります。
しかし、相手の嫌な部分も受け止められる心の余裕を育てられれば、良い関係は築けます。

例えば、おしどり夫婦と言われれる人たちであっても、
相手を理解し尊重しようと、見えないところで努力しているから
良い関係性が続けていられるんですね。
自分が他者に対してひっかかる部分があれば、
それに取り組む姿勢で自分や他者の性格についてを学べると良いですね。

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自分が気づいていない性格の部分も探求しよう

人の性格は多面的と言いましたが、性格には自分でも気づかない部分もあります。
しかし、「私はこういう人間だ」と思っていても、
時々「あの時は何故あんなことをしてしまったのだろう?」
と不思議に思うことはありませんか?

人は、自分が思っているよりもミステリアスな存在です。
自分が意識していない部分で自分を突き動かすものがあります。
性格分類論を知っても「私は違う」と早急に結論を出すのではなくて、
自分を深く知るために可能性として探求することをお勧めします。

自分でも気づかない部分を知る良い事例は、自分の実際行動を観てみることです。
そうすると、「意外とこんな側面もあるんだな」と気づけるようになると、
あるがままの自分を受け入れられる良いチャンスになります。

「私らしい」というのは、本来、自分が思っている範囲に
限定されるものではありません。自分の様々な側面に気づき、
それを受け入れていくことによって自分の枠を広げていくことが、
より自分らしくなっくということです。

ある意味「新しい自分に出会う」つもりで活用してみてください。

性格分類はレッテル貼ったり、安心するためのものではない

性格分類において気をつけたいことは、
「私は、こういう性格だから~なんだ。」とか
「あの人は、ああいう性格だから~なんだ。」と自己納得するためとか、
人にレッテルを貼るために使うことです。

性格分類は、ラベルを貼るためにやるのではありません。
ラベルを貼ることは、ある意味で安心を得たり、
自分を正当化したりすることができるんですね。

ですが、そうすることによって、
自分を守るための言い訳にしてしまったり、
相手が悪い証拠にしてしまったり、
返って悪影響を生んでしまいます。

性格というのは、例えば「心の鎧」のようなもので、
その人のすべてを表しているのではなく、あくまで一部分です。
心の鎧の内側には純粋な動機や想いが隠れています。

人を表面的に見るのではなくて、
「背後にある動機や想いは何だろう?」と観ることが大切です。
性格という心の鎧について学び、その内側に隠れている
純粋な想いや動機に気づくことで、
心の鎧が軽く風通しの良いものになっていけるのが良いですね。

心の余裕を育て、バランスを養うことが目的

性格分類を学ぶ目的は、自分の性格を知るだけでなく、
「長所を伸ばし、短所を克服する」という側面もあります。
つまり、成長するということですね。

心の分野における成長とは、例えば、体を鍛えて強くするといった事とは違います。
体は強くなると与える力も身を守る力も増します。
一方で、心の成長というのは器を広げること、あるいは心の余裕が育つことです。
今まで自分ではありえない、受け入れられなかったことが、
今では気にならないし平気でできる。
頑張る必要もないし、我慢する必要もないという感じです。

また、長所と短所は性格における表裏・光と影のような関係です。
片方ばかり目がいってしまうとバランスを欠いた生き方になってしまいます。
才能を発揮して社会的に成功している人が、
プライベートではトラブルが絶えないという話は少なくありません。

大切なことはバランスを養うことです。
長所も短所も、あるがままの自分の大切な一部であると
受け止められるようになると、より自分らしくなっていきます。

いかがでしたか?自分を知り、心の余裕を育てるほど、
人生をストレスなく楽に生きられるようになります。
かといって自分という存在はとてもミステリアスなものです。
そんな時に自分を知るよい手がかりとして活用できるのが
様々な性格分類の理論や知恵ですので、ぜひお勧めします。

なお、記事でもご紹介したエニアグラムについて
詳しく知りたい方は、まずはこちらの書籍をお勧めします。

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