対人関係

人間関係に疲れたときに知ってほしい「投影」という心理メカニズム

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学校や職場などは、自分の好き嫌いに関わらず
多様な人たちと付き合わなければならない環境です。

苦手な人との付き合い、興味のない人との付き合いなどを続けると、
人に合わせることや嫌われないようにすることに
エネルギーを消耗してしまいます。

私たちは人間関係に疲れてしまったときにどうすればいいのでしょうか?

世界はイメージや解釈の投影でできている

よく「すべての人から好かれようとするのは無理がある」
と言われるのは何故でしょうか?

それは、人はそれぞれ自分の解釈を通じて世界を見ているからです。
自分の考えを現実に投影しているため、私たちは、
同じ現実を見ているようで、実は微妙に違っています。

だから、あなたに対して「冷たい人だ」と考えている人もいれば、
「優しい人だ」と考えている人もいます。
それぞれの人が自分の内面に持っているイメージを、
あなたに投影しているだけです。

そこで、誰からも好かれようとするとどうなるでしょうか?
接する相手に合わせて自分を変えるようにするかもしれませんが、
それでも十分ではありません。
別の人から見れば、それは「八方美人」として目に映るかもしれないからです。

人に合わせようとし、人から好かれようとして、
相手に合わせることをしていれば、人間関係で疲れてしまうのは
当然のことかもしれません。

相手に何かを言われても傷つく必要はない

相手から「あなたはひどい人だ」と言われたら普通は傷つきます。
しかし、人は自分の考えをあなたに投影しているため、
それは相手のあなたに対する解釈を投影しているにすぎません。

つまり、相手があなたを嫌いであったとしても、
それはあなたとは関係がないことです。

あなたについて言っているように聞こえるかもしれませんが、
そうではありません。
ただ、あなたが相手の期待どおりの人物でなかったことに対して
反応しているだけです。

だから、相手から何かを言われた時には、
自分について言っているのではなくて、
「この人は私に何かを投影しているんだな」という視点で見てみると、
自分が傷つく必要がなくなります。

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人間関係で傷つき疲れてしまうのは投影しているから

では、なぜ人は人間関係で傷つくのでしょうか?

それは、相手が自分のイメージをあなたに投影しているのと同じく、
あなたも自分のイメージを相手に投影しているからです。

あなたが相手に好かれていると感じるためには、
相手はこういう言葉や表情や態度を取る必要がある
という考えを信じているとき、相手がそのとおりにしてくれないと、
あなたは期待を裏切られて傷つきます。

相手は笑顔であるべきだし、ありがとうと言うべきだし、
あなたの話を聞くべきだといった考えを信じているとき、
相手が反対のことをするから傷つきます。

つまり、人間関係で傷つき疲れてしまうのは、
あなたが持つイメージや解釈を相手に投影しているからです。

人間関係のストレスから解放されるためには投影しないこと

相手もあなたをあるがままに見ていないし、
あなたも相手をあるがままに見ていません。
お互いが自分の解釈やストーリーを持ってお互いと関わっています。

だから、人間関係のストレスから解放されるためには、
解釈やストーリーを持って相手を見るのではなく、
解釈やストーリーのないあるがままの相手を見ることです。

あるがままの相手の見るためには、
自分が本当だと信じている考えを見直すことです。
自分の考えを信じている限り、
その証拠ばかりが目につくようになります。
その結果に生じるのはストレスです。

ストレスから自分を解放しれくれるのは、
自分が本当だと信じている考えとは別のところにあります。
それを探しましょう。

自分の考えに問いかける方法は別記事で紹介しています。
よかったら参考にしてください。

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