対人関係

それでも「言った!」「言わない!」の水掛け論になってしまうのはなぜか?ストレスにならない適切な対処方法は?

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最終更新日:2018年5月8日

仕事上司取引先との間で、「言った・言わない」の
水掛け論トラブルになったらどうすればいいのでしょうか?

自分は間違っていないのにクレームになってしまうのは
理不尽なことですよね。

解決法はケース・バイ・ケースになりますが、
ポイントを押さえておけば相手との信頼関係も壊れず、
ストレスも軽くなります。

今回は、自分が間違っていないのに相手と水掛け論に
なってしまう理由は何なのか?
そして、水掛け論になってしまったときに、どうすれば解決するのか?
相手に対する気持ちや態度や接し方について紹介します。

水掛け論になってしまう理不尽!?な理由

上司や取引先の人がちゃんと仕事をしていない

上司や取引先との間で「言った・言わない」の水掛け論に
なってしまうと感じる多くの理由が、「指示が明確ではなかった」
「説明が不十分だった」「はっきりと覚えていない」
といったものではないでしょうか?

それで相手から注意されたり、クレームを受けたりすると、
「自分は悪くないのに」と不満や怒りを感じるかもしれません。

上司や取引先の人が、こういったタイプの人であれば、
まずは下の記事でトラブルを未然に防ぐための対策をしましょう。

上司や取引先の立場の強さに押し切られてしまう

上司や取引先に対して、口頭だけでなくメールや書類でも確認して、
その記録を提示したのに「そんなつもりで言った覚えはない」
と強引に押し返されてしまうこともあります。

どんなに自分が正しい、相手が間違っていると思っていても、
上司が強気に出てしまう、取引先が怒ってしまうと、
立場の弱さから引き下がらざるを得ない苦い経験を
したことがある人は多いのではないでしょうか。

自分の間違いを相手から指摘されれば、素直に認めたくないのが
通常の反応です。
むしろ上司や取引先の人であれば、頑なに防衛してしまうし、
立場を利用して防衛する事ができてしまいます。

そのような相手とは「言った・言わない」の水掛け論になってしまいます。

そもそもお互いの共通理解ができていない?

「言った・言わない」の水掛け論になってしまうのは、
相手との間で話の認識や受け止め方が違っていることも
考えられないでしょうか?

意外と知られていないのが、コミュニケーション・スタイルの
違いによる情報の伝え方や受け止め方です。

こちらの記事に事例を書きましたので、
そちらも参考にしてみるのもお勧めです。

水掛け論のストレスから自由になる解決法

気持ちに蓋をしても内心の怒りは消えない

相手がしっかりしていない、
そうでなくても立場の強さで押し返されてしまう。
このようなストレスな出来事に対して、
私たちができることは何でしょうか?

たしかに「諦めるのが無難」「忘れて早く気持ちを切り替えた方がいい」
と人から勧められるかもしれません。

けれども、たとえそうしたとしても問題が
根本的に解決するわけではないので、
あくまで気持ち蓋をしている状態です。
内心の怒りが消えることはありません。

なぜなら、ふと何かのきっかけで思い出すことがあれば、
再び怒りが炎のように燃え上がるからです。

まず大切なのは、相手との信頼関係を壊さない事

ここから提案するのは、相手が間違っていることを気づかせ、
相手の態度や行動を変えようとするために
水掛け論を終わらせるための解決法ではありません。

提案したいのは、あなた自身がストレスなく
健全な対応をすることで水掛け論を終わらせるための方法です。

仕事をする上で大切なのは、相手との信頼関係を大切にすることと、
仕事の進め方は柔軟に行うことです。
あえてキャッチな言い方をすれば、
「信頼の絆は熱く」「仕事の進め方はクール」といった感じでしょうか。
そして、まず大切なのは、相手との信頼関係を壊さない事です。

1. 自分を被害者にしない

理不尽な出来事に対して、私たちが心穏やかに
対応できるようになるために心がける点が3つあります。
1つは、「自分を被害者にしないこと」です。

自分が正しい、相手が間違っていると明らかにわかっているのに、
自分が謝らなければならない、自分が折れなければならないとき、
まるで自分が被害者であるかのように感じられることでしょう。

たしかに被害を受けたのかもしれません。
しかし、被害を受けた事と、自分を被害者にする事を分けて考えてみます。

つまり、「起きた現実」と、「それについての自分の受け止め方」を
分けて考えるということです。

「彼は、『そんなこと言われたつもりはない』と言った」ことと、
「彼は理不尽だ」という解釈を分けて考えます。

自分を被害者にすると怒りがおさまらなかったり、
身体が硬直したり、ストレスが大きくなりますよね。
実は、「正しいか間違っているか」という、
二元論で物事を見ることはストレスな物の見方だとわかります。

ストレスから自分を解放するためには、
二元論を超えた物の見方を探求して見つける必要があります。

自分を被害者のように扱うと、相手を加害者のような目で
見るようになります。
すると、相手は無意識のうちにあなたに対して防衛的になり、
これまで築き上げてきた信頼関係に崩れていってしまいます。

だから、まずは自分が被害者の立場にならない状態で
相手と関わることが大切です。

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2. オープンマインドで現実を見る

そのためには、オープンマインドで起きた出来事を見る必要があります。

起きた現実に対して「こうだ」と決めつけるのではなく、
「本当にそうなのか?」、「他の可能性はないのか?」といったように、
あらためて新鮮な目で見直します。

これは、あなたが正しいことを証明するためではなく、
あなたの苦しみを終わらせ、ストレスな考えの束縛から
自由になるためにします。

ストレスを生みだす背景には、自分が信じている考えがあります。
「私は間違っていない。」「彼は間違っている。」
「彼は私に謝るべきだ。」といったような考えをビリーフと呼んでいます。

私たちは、ストレスを生むビリーフによって苦しみます。
だから、ビリーフに問いかけることで起きた現実をもう一度探求していきます。
「『彼は私に対して理不尽だ。』という考えが本当であると
絶対に言い切れますか?」という問いと真摯に向き合うことは、
苦しみを終わらせるための勇気ある最初の一歩です。

【↓ビリーフについての詳しい解説は、こちらの記事で紹介しています。】

自分を被害者にすることがなければ、
相手も加害者にしない関わり方を学ぶことができます。

私たちは、起こった出来事に対して「こうすべきだった」のではなく
「そうしなかった」だけだと分かります。

相手は私の話をきちんと聞くべきだったのではなく、ただ聞かなかった。
起こった現実をあるがままに見ることができれば、
責めるべき相手は自然といなくなり、
次はどうしようかと前向きな考えに移ることができるようになります。

3. 相手に謝るのではなく自分のために謝る

謝罪するということは、相手に対して申し訳ないという
気持ちでなされますが、
それは本来相手のためにするのではなく
自分のためにするのだと分かると、
謝るということが自分を解放するパワフルな体験になります。

その場合、相手に対して謝りたいと思う真実味のあることについて
心から謝ります。(そして償えることがあればします)
また、相手が許してくれるかどうか求めません。

また、自分の立場が弱くて謝らざるを得ないから
謝るのではありません。
そして、相手と自分を比べて、「どちらが悪いか?」という視点で
ジャッジもしません。
さらに、自分を責めるために謝るのでもありません

そうして静かに私自身の行動を振り返ってみると、
「たしかに確認不足だった点もあった」
「不明確なままにしていたことがあった」
「こんな事態は想定していなかった」と気づくようになりました。

そして、その事実について、自分を責めることなく
「ただそうだった」と受け止めることで、
「すみません。次回から気をつけます。」と素直に謝ることができました。

自分を責めるためではなく、ただ良い仕事をしたいから

繰り返しますが、相手と自分を比較すると怒りがわいてきます。
「たしかに私も悪いところはあったかもしれないけれど、
相手の方が悪い!」という考えを信じてしまうと、
自分の中で怒りの水掛け論が始まってしまいます。

相手に謝るのは、自分の負けを認めるためではありません。
自分の不備な点にだけ意識を集中して、自分を責めるためではなく、
ただ良い仕事をしたいという気持ちを大切にするために謝ります。

いかがでしたでしょうか?

「言った!」「言わない!」の水掛け論のストレスを終わらせ、
適切に対応するためには、まず自分の中の水掛け論を
終わらせることです。

そして、自分の非を素直に認めて、自分のために謝ることができれば、
相手との信頼関係を壊さずに済むかもしれません。
信頼関係が壊れなければ、今回は仕事がうまくいかなかったとしても
仕事を失うことはありません。より良い仕事に改善することができます!

もし。相手に対する怒りや許せない気持ちがなかなか消えないときは、
自分の考えに問いかける方法がお勧めです。(下記の記事で紹介しています)

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