対人関係

「言った・言わない」と夫婦で口論にならないための処方箋

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夫婦の間でよく起こる「言った・言わない」の口論ですが、
私たちはつい「相手が悪い・間違っている」と考えてしまいますよね。

大切なのは、決めつけや思い込みのないクリアな考えの状態で、
現実を受け入れ、「今できることは何だろう?」と前向きに臨めることなんです。

今回は、そのためのヒントを紹介します。

記憶に基づく口論は水掛け論になりやすい

記憶は曖昧

「言った・言わない」の水掛け論になってしまうのは、
お互いの記憶に基づいた主張の応酬になってしまうからですよね。

記憶というものは曖昧なものです。
私たちは、自分の記憶が正しいと思いがちですが、
見間違い・聞き間違いといったことはあるし、
起こった出来事を正確に引き出せるわけでもありませんよね。

記憶は証拠にならない

記憶というものは、本人だけしかわからないものです。
取り出して相手に提示することも、相手に記憶を共有することもできません。

だから、どんなに強く主張しても相手が否定することができてしまうんですね。
それにも関わらず、記憶が正しいと主張したくなるのは、別の理由があるからなんです。

ビジネスや仕事では記録を残す

ビジネスの世界や仕事においても「言った・言わない」というトラブルは起こりますので、
防止するための対策は進んでいます。

なぜなら、ビジネスや仕事のトラブルは大きな損失につながるリスクがあるからですね。
契約書、議事録、メールなど様々な方法で対応しています。

しかし、夫婦の間でこういう事はあまりしませんよね。
だから、つい記憶に頼ってしまうんです。

問題なのはストレスなく相手と向き合えないこと

言ったか、言わなかったかをはっきりさせることが問題解決ではない

この問題を解決するためには、言った言わないの問題を起こさないように、
防ぐことばかりに注意を向けることではないと思います。

むしろこれは気持ちの問題です。

例えば、夫に対して言ったことを夫が忘れているのに、
「そんなことは聞いていない」と反発されて、
「あ、この人は私の言ったことを覚えていないのね。
じゃあ、私にできることは何だろうか?」と落ち着いて前向きに対応できるでしょうか?

もし、それができれば言った・言わないという問題は気になりません。
問題なのは、「なんで私の話をちゃんと聞いていないの!?」
という怒りや悲しみといった感情的なものなんです。
解決すべきなのは、感情的反応をともなうストレスなんですね。

問題なのは「彼は私の話をちゃんと聞くべきだ」という考えを信じること

ストレスになってしまうのは、夫が話をちゃんと聞いていなかったことではありません。
実は、「彼は私の話をちゃんと聞くべきだ」
という考えを信じていることが問題なんですね。

夫が「そんな話は聞いていない」と言った現実を受け入れずに、
自分の考えを信じているとストレスになってしまうんです。

なぜなら、現実は変えられないからです。
自分の考えを信じていると、夫と口論になるか、夫に失望して距離を取るか、
怒りで夫をコントロールするか、いずれにしてもストレスな結果しか生まれません。

相手の言い分を受け入れてしまったら負けになる?

では、現実を受け入れて夫の言い分を認めてしまったら、負けになると思うかもしれません。
確かに「彼は私の話をちゃんと聞くべきだ」という考えを信じていれば必ず負けます。
なぜなら、彼が話を聞かないという現実は変わらないからです。

また、現実を受け入れるというのは、諦めて意欲をなくすこととは違います。
「彼は私の話をちゃんと聞くべきなのに」と現実に抵抗しながらストレスを抱えるのと、
「彼は私の話を聞かなかった。では、私にできることはなんだろう?」と
現実を受け入れて次に進もうとすることが違うんですね。

ストレスから解放されるための処方箋は自分の考えに取り組むこと

解決すべきなのは、感情的反応をともなうストレスを解消し、
頭がクリアな状態で現実と前向きに向き合うことなんですね。

そのためには、自分を苦しめている考えから解放される必要があります。
その方法としてお勧めなのが、「自分の考えに問いかける」ということなんです。

自分の考えから解放されると、落ち着いて気持ちに余裕が生まれます。
そして、視野が広がり、今まで気がつかなかった下記のような
可能性を感じることができるようになります。

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「そんな話は聞いていない」という人

「私はちゃんと話したし、あなたも聞いていたでしょ!?」という考えを信じていると、
自分のことにしか目を向けることができませんが、
考えから解放されると相手のことにも目を向けることができるようになります。
例えば下記のような感じです。

人は、他の事に注意や心がとらわれていると、相手の話を聞くことが難しくなってしまいます。
例えば、テレビに夢中になっていたり、重要な仕事が気になって
頭から離れなかったりしたため、話が耳に入っても頭に入らなかったのかもしれません。

人は、必ずしも同じ言葉でも受け止め方や理解のしかたが同じでないことがあります。
相手に伝えたと思っても、実は相手が話を理解できていなかったのかもしれない
ということはありえることなんです。

人は、自分にとって都合の悪い話題や触れたくない内容であったとき、自分の身を守るため、
無意識に聞くことを拒否してしまうことがあります。

言ってもいないのに「言った」と言う人

もしかしたら他の人に言ったことを思い違いしているかもしれない。
そうであれば、確かに「言った」という言葉は間違いじゃない。
ただ、私に言っていなかっただけだということかもしれません。

もしかしたら違う言い方をしていたのかもしれない。
そうであれば、確かに「言った」という言葉は間違いじゃない。
ただ、私は気づかなかっただけかもしれない(自分を責めない意味で)。

もしかしたら頭の中で言ったつもりになっているのかもしれない。
そうであれば、確かに「言った」という彼の言葉に間違いはない。
ただ、私が知っているのは彼から話を聞いていないという事実だけで、
何も感情的になる必要はない。

いかがでしたでしょうか?
ぜひ自分の考えに問いかける方法についても知りたい方は、
こちらの記事がお勧めですので、引き続き読んでみてくださいね。

また、似たようなテーマで下記の記事もお勧めですので、
こちらも合わせて読んでみてください。

まとめ

  • 「言った・言わない」の水掛け論になりやすいのは、記憶に基づいた口論になるから。記憶は曖昧、記憶は証拠にならない、夫婦の間では記録に残そうとしない。
  • まず解決すべきなのは、感情的反応をともなうストレスである。
  • 問題なのは「彼は私の話をちゃんと聞くべきだ」という考えを信じることである。
  • ストレスから解放されるための処方箋は自分の考えに取り組むことである。
  • 自分の考えから解放されれば、今まで気がつかなかった現実が見えるようになる。
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