知識・知恵

なぜストレスの解消に取り組むことができないのか?できるようになるには?

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あなたはストレスの解消ができていますか?

アンケート調査によると2人に1人が
ストレスを解消できていないことがわかりました。

ストレスがあるのに、解消に取り組むことが
できないのはなぜでしょうか?
どうやったら解消する意欲が湧いてくるのでしょうか?

原因や理由、その対策について考えを深めていきます。

2人に1人がストレスを解消できていない!?

ストレスに関するアンケート結果を公開しているのは、
株式会社NEXERと株式会社シスコです。
2社共同で「ストレスに関するアンケート」を実施しました。

興味深いのは、ストレスを受けていると答えた人に、
「ストレスの解消法があるのか?」と聞いたところ
55.4%の人が「ない」と回答したことです。

出典:【2人に1人がストレスを解消できていない!?】ストレスに関するアンケート

なぜストレスの解消に取り組むことが難しいのか?

ストレスの原因の解消に取り組むのではなく快楽による発散に走ってしまう

ストレスの解消に取り組むことを難しくしている理由は、
人はストレスを感じると解消ではなく快楽による発散に
走ってしまう衝動性にあります。

痛みや不快感や苦しみを感じると、これらを無くしたいと思って
自分なりの対処するわけですが、痛みや苦しみを解消する気持ちよりも
痛みや苦しみから逃れたいという気持ちが強いため、
痛みや苦しみに向き合うよりも快楽によって一時的に緩和したり、
自分を麻痺させて感じないようにしたりすることで、
痛みや苦しみから逃れようとしてしまいます。

逃れたいという気持ちと快楽に対して執着する気持ちの間を
衝動的に行ったり来たりするようになるのです。

ストレスの原因の解消と快楽による発散の違いは?

ストレスの原因の解消と快楽による発散の違いは何でしょうか?

ストレスの原因の解消に良いことは、身体や脳や心に良いこと、
健全になることです。

例えば、体が生き生きして、頭がクリアで、
気持ちが清々しい感じになることです。

体に良い食事をとり、適度な運動をし、睡眠をしっかりとり、
心を整えるといったことなどが解消につながります。

一方で、快楽による発散は、反対に身体や脳や心に
悪影響を及ぼすこと、不健全になることです。

例えば、体が重苦しく、頭が混乱して、
気持ちがすっきりしない感じになることです。

ジャンキーな食べ物を食べ、アルコールで感覚を麻痺させ、
ソファーに横たわりながらスマホでSNSを眺め、
夜更かしをするのが快楽による発散になります。

ストレスの原因の解消に取り組むのが難しい理由

痛みや苦しみと向き合ってストレスの原因から解消していくより、
痛みや苦しみから逃れたくなってしまうのは何故でしょうか?

本当は原因を解消した方が良いと分かっているのに
そうできない理由は、身体や脳や心に良いこと、
健全なことをするのは、最初気持ちいい感じがしないため、
取り組むことに抵抗感(面倒臭い、辛そうだなど)が出てしまうからです。

実際には解消のための取り組みを続けるほど
心身が良い感じになってくるのですが、
最初に感じる抵抗感で取り組みを躊躇してしまうのです。

食事をヘルシーなものに変えても何だか味気ないし、
運動は疲れるし、スマホを見ないと落ち着かない気持ちになるので、
習慣を変えることに抵抗感を感じて結局やらないままになってしまいます。

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快楽による発散は執着を生む

一方で、快楽はすぐに良い感じが味えます。
ビールの最初の一口の爽快感、甘い物を食べたときのスイートな味わい、
スマホでSNSを眺めていれば嫌な仕事ことを考えずに済むのです。
あの爽快感、あの味わいなどを感じたいがために、
決して心身に良くないことであってもやめられません。

しかし、快楽は一時的なもので、アルコールを飲めば
二日酔いなどの体調不良、甘い物を食べれば体型の変化や病気のリスク、
スマホを見続ければ生活習慣の乱れや不眠など、
後に残るのはそういったものだけです。

抵抗感の背後にある色々な考え

人は、自分にとって本当に良いことであっても、
それに取り組むことに抵抗感を感じ躊躇してしまいます。
今の状態に対してあまり良い感じがしなくても、
変わる苦しみより慣れ親しんだ今のパターンを
変えない方がマシだと思うのです。

頭のどこかで本当は変わりたいと考えながらも、
変わることを選択しない背景には様々な考えがあります。

疲れてしまって取り組むどころではない、
やり続けるなんて自分には無理だ・根気がない、
自分にはどうすることもできないと考えたり、
職場や家族の理解がない、
取り組む時間もお金も場所も道具もない、
環境が原因だと考えたりすることで、
ストレスの原因を解消に取り組めない理由ができあがってしまいます。

なぜ人は変わることができるのか?

実際には、本当に変わる必要性を感じなければ、
こういった問題で人は変わらないことが多いものです。
例えば、病気になるとか、深刻な人間関係のトラブルが起きるなどして、
心から「苦しみを終わらせたい」「変わらなければ」と思うことで
本気になることがそうです。

通常は、「変わりたいな」「変われたらいいな」
という理想は感じやすいけれど、一方で実は「変わりたくない」
という気持ちも抱えているので、
変わりたいと思っているのに変われない現象が起きています。

もし今の生活を捨てることになったら、極端な話、
自分が自分でなくなってしまうかもしれないという
漠然とした不安に襲われてしまうのです。
(「私は忙しくてこんなに大変なのに、少しくらい
気を抜くこともできないの?わずかな楽しみも失ってしまったら、
もう自分がおかしくなりそう!」)

ストレスの解消に取り組むための最初の一歩

ストレスの問題は自分の慣れ親しんだやり方では解決できないと知る

では、私たちは一体どうすればいいのでしょうか?

まず、自分がストレスになるパターンを知り、
その背景にある動機を知ることがお勧めです。

私は、エニアグラムという性格タイプ論が専門ですが、
自己理解を通じて自分が陥りやすいパターンの理解に努めています。

自分が気づかないような心のクセも分かれば、
対処や予防ができるのでとても役立っています。
実際に、私たちはストレスを感じると
衝動的に快楽に走るようになっているので、
あまり自分の行動や動機について自覚的ではありません。

自分を見つめ直し、理解を深めることは、
問題に取り組むための大切な指針になります。

自分の考えを信じると苦しむし、信じないと苦しまないことを知る

自分を快楽に執着させる背景には、特定の考えが存在しています。
「私は今日ひどい目にあった」「人生はもっと楽しくあるべき」
「上司は私に優しくない」といった自分をストレスにする
考えを信じていると苦しむようになっています。

実は、私たちを苦しめているのは、起きた現実そのものではなくて、
起きた現実に対する自分の考えなのです。
自分の考えを信じると苦しむし、信じないと苦しまないことを知ると、
ストレスから解放されることができます。

自分を本当に大切にすることとは何かを知る

たとえ快楽に走っても、私たちは自分のために
良かれと思ってやっています。

しかし、自分を大切にしているつもりが
実際には苦しめてしまっているのも事実です。
私たちは、自分を本当に大切にすることとは
何か考えを深めることで、自分を苦しめる行動を
減らしていくことができます。

そこには自分に対する優しさや思いやりが必要です。
そして、それは他の人にはできない、自分にしかできないことです。
自分が自分のためにしてあげることが必要だと知ることです。

いかがでしたでしょうか?
ストレスが解消できなくて悩んでいるときは、
何となく上記の内容について感じていたことだと思います。
この機会に、ぜひストレスの解消に意識的に取り組んでください。

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