対人関係

思い込みが激しい人との付き合い方は?〜自然と思い込みに気づくプロセス

スポンサーリンク

人間関係でトラブルを起こしやすい人の中には、思い込みが激しい人がいますよね。
思い込みが激しい人は強いストレスを抱えているため、
視野が狭く、頑固で、感情的で、ネガティブで、反応的・攻撃的になりやすいんです。
ストレスにならない対処法として、効果的な付き合い方について紹介していきます。

思い込みの激しい人に対しては「まず心から話を聴くこと」

思い込みが激しい人は気持ちに余裕がない

愚痴や不安を吐き出すことが多く、被害者意識が強い相手の場合、
まず相手の話を心から聴くことからはじめることをお勧めします。

なぜなら、思い込みが激しい人というのは、ストレスが強く、
現実を見る余裕がないほど視野が狭くなってしまっているからなんです。
そのため、気持ちに余裕がないんですね。

相手の気持ちに優しく寄り添ってあげる

だから、まず相手の言っていることを否定したり正そうとしたりせずに、
相手の気持ちを受け止めてあげてください。

「それは大変だったね」「それは辛かったね」「頑張ってると思うよ」などと、
相手の気持ちに優しく寄り添ってあげることに徹します。

すると、気持ちをわかってもらえたことで、
それまで堅く守っていた相手の心が少し開けてくると、
人の話を聴く余裕が生まれてくるんです。
あるいは、この時点で落ち着きと客観性を取り戻して我に返る人もいます。

思い込みの激しい人のために「事実と解釈を分ける手助けをすること」

思い込みが激しくなると事実と解釈が一緒になる

思い込みが激しくなっていると、
何が事実で何が思い込みなのか混乱してしまっているんですね。

思い込みが激しい人は自分でどうすることもできないので、
事実と解釈を分けるための質問を投げかけてあげましょう。

そのために効果的なのは、オープンクエスチョン(開かれた質問)を
活用することなんです。

オープン・クエスチョンは相手の気づきを促す質問

オープンクエスチョンとは、When(いつ)/Where(どこで)/Who(誰が)/
What(何を)/How(どのように、どのくらい)という4W1Hを用いた質問法です。

例えば、上司からいつも自分ばかり嫌な仕事を押し付けられている
と不満を漏らす人の話に対しては、「これまでに何回くらいあった?」
「他の人は全く仕事を押し付けられることはない?」
「具体的にどんな形で仕事が回ってくるの?」などと質問を投げかけて、
解釈で霧がかかってしまった現実をクリアにしていくんですね。

すると、自分が思っていたよりも現実は悪いものではなかったと
相手が気づくようになるんですよ。

ちなみに、思い込みにはどういったものがあるのか、
思い込みはどうやって作られるのかなど、
思い込みについてまとめた記事を紹介しますので、合わせて読んでみてください。

※先ほどの「相手の気持ちに優しく寄り添って話を聴くこと」と
「オープン・クエスチョン」は、カウンセリングの手法で用いられる
「傾聴(アクティブ・リスニング)」のベースになっています。

思い込みが激しい人の「奥にある望みを一緒に見つける」

本当は何を望んでいるのかを忘れてしまっている

しかし、中には現実を受け止めるよりも自分の解釈にしがみついて抵抗する人もいます。
事実が明らかになってきても、「でも」「しかし」「だって」などと言って
自分の身を守ろうとする場合がそうです。

思い込みが激しい人は、被害者的立場になって自分を守ろうとすることに必死なため、
そもそも自分が何を求めているのかを忘れてしまっているんです。

質問を通じて相手が望んでいることを見つける

だから、相手が不満や文句を訴えている奥にある
望んでいることを見つけられるようサポートしてあげましょう。

例えば、上司から嫌な仕事を押し付けられていると不満を漏らす人に対しては、
上司との関係で望んでいることは何だろうかと質問を投げかけてあげるんです。

すると、「仕事を振る前にひと言確認してほしい」とか
「自分の仕事量の状況を把握して欲しい」といった具体的な要望が出てくるかもしれません。
そうしたら、それが実現するために自分ができることは何だろうね?と考えてもらうんです。

思い込みが激しい人に対しては、相手が求めない限り
アドバイスや注意は効果がありません。
大切なのは、相手自身が思い込みに気づけるような側面援助をすることなんですね。

スポンサーリンク

思い込みが激しい人との向き合い方~「投影」を知ろう

思い込みが激しい人の中には、自分に対して根拠のない不満や文句を言って
口撃的になる人もいますよね。
いくらこちらが正論を返したところで、
相手は頑固で感情的になっていることが多いため
落ち着いて話し合いにならずストレスになるばかりなんです。

相手はあなたを攻撃しているのではない

まず、相手の話を真に受けてストレスにならないための良い情報があります。
心理学で「投影」という専門用語があるのですが、
投影とは「自分の内面にある恐れや欲求を相手に重ねること」です。

例えば、相手が過去に何か傷ついた体験があって、
その体験に似たような場面や人に出会った時に反応してしまうことがそうです。
子どもの頃に親から一方的に怒られて傷ついた体験が強く残っている人が、
上司にちょっと注意されただけで強く反発するのは、
上司の姿に親の姿を重ねて反応しているからなんです。

だから、自分に対して根拠のない不満や文句を言って口撃的になっている相手を見たら、
「この人は、私に対して怒っているのではなくて、
私に投影している誰かに対して怒っているのかもしれない。」と理解できるようになると、
相手の話を真に受けてストレスになることも減ってくるんですね。

「投影」は聞いている自分にも起こっている

思い込みが激しい人と向き合うのが辛いのは、
こちら側も相手に対して投影をしていることもあるんです。

相手の口撃の背後に、嫌な体験や人を投影しているかもしれません。

自分の投影は、自分の問題として受け止め、改善に取り組んでいくことで、
相手に対して気持ちの余裕が生まれてより良い対応が可能になるんですね。

相手に対する投影をやめるためには、自分が持っている思い込みをなくすことが効果的です。
思い込みに取り組む方法については、下記の記事で紹介していますので、
ぜひ取り組んでみてくださいね。

スポンサーリンク

保存保存

保存保存

保存保存

保存保存

ピックアップ記事

最近の記事

アーカイブ

  1. 知識・知恵

    「成長したい」が自分を苦しめる理由〜成長願望の誤解や矛盾について
  2. 仕事・職場

    ゾーンの状態をつくるには?スポーツで集中するためのフロー・マネジメント
  3. 対人関係

    人間関係に疲れたときに知ってほしい「投影」という心理メカニズム
  4. 対人関係

    別れを後悔した時どうすればいい?自分を大切にする3つのポイント
  5. まとめ記事

    気が弱い人のよくある特徴と克服に役立つ厳選話[まとめ記事]
PAGE TOP