仕事・職場

「波風を立てないでほしい」場の雰囲気が悪くても心穏やかにいるためには?

チームで仕事やプロジェクトをしていると、
できるだけ会議やミーティングもスムーズに
いったらいいなと思いますが、
なかなか思うとおりに進むとは限りません。
中には反論や批判的なことを言う人も出てきます。

議論が建設的に進むような内容であればまだしも、
そうではなく、ただ個人の感情的な反応で言葉を
吐き出す人がいるとなると、場の雰囲気が悪くなり、
議論も停滞してしまうと思うかもしれません。

波風が立っていたのは「自分の思考や感情」

大人なんだから感情的にならずに落ち着いてほしい
と思うかもしれません。
しかし、自分の内面を探求していくと、
雰囲気が悪く、波風が立っていたのは
自分の思考や感情であると気づくはずです。

そして、そもそも自分がクリアな状態で
その人の言葉を聴くことができれば、
自分の感情が揺さぶられることなく
相手の言葉があるがまま耳に入ってきます。

予定調和を望む気持ちは恐れを生みます。
予定調和は頭の中で描いたことではなく、
現実を肯定的に受け止められた時が本来の意味での調和です。

なぜなら、常に現実はあるがままだからです。
起きた現実に異を唱えるとストレスが生まれ
自分の中の調和(平和)が失われます。
失った調和を戻すためには、自分をストレスにする考えに
問いかけをすることです。

ワーク事例「私はBさんに波風を立てないでほしい。」

下記のワークの事例は、Aさんがプロジェクトを推進する
チームにおいて、Facebookメッセンジャーの中で起きた、
Bさんのコメントで感じたストレスについてワークしています。

CさんがBさんに対して書いたコメントに対して、
突然、Bさんが「私に何か問題があるのか?」と
コメントしてきた事で、場に一気に緊張感が走ったそうです。

[以下、Aさんとファシリテーターのやり取り]

「私は、Bさんに対して恐れている。なぜなら、
BさんはCさんのコメントに対して反応的になっているから。」

「私は、Bさんに波風を立てないでほしい。
もっと言い方を考えてほしい。
Bさんは、Cさんに対して挑発的な態度をとるべきでない。」

ーーー「私はBさんに波風を立てないでほしい。」それは本当でしょうか?

「いいえです。」

ーーー「私はBさんに波風を立てないでほしい。」その考えを信じるとき、どのように反応しますか?

「ちょっと嫌な感じがして、今までせっかく
良い感じでやってきたんですけど、
場に波風が立つのはあまり心地よくないんですよね。」

「ちょっと怖れを感じます。緊張感が走るというか。
CさんはBさんに対して批判的なことは言っていないけれど。」

ーーー「私はBさんに波風を立てないでほしい。」その考えがなければ、どうなりますか?

「Bさんと私たちの間で仕事の進め方を共有できていないから、
こういう事が起きたのかなと思います。
確かにもっと具体的に書いた方がわかりやすかったかな。
あと、Bさんも悪気があってコメントしてるわけじゃないですね。」

置き換え例①「私はBさんに波風を立ててほしい。」

「分からないことは率直に聞いてほしいかなと思います。
波風を立ててもらう事で議論が深まるからです。」

「あと、Cさんにとっては必要な事だったけれど、
今思うと私たちにはあまり都合の良い事ではなかったと思いました。
どこか聞かれたくない気持ちがあったと思います。」

置き換え例②「私はBさんの感情の波を立てないでほしい。」

「どちらかというと、Bさんに対する私たちのコメントが
波風を立てていたと思いました。
『納期はいつになる?』ってBさんに聞かれて、
『それは、あなた次第です』みたいに言えば、
たしかに波風は立ちますよね。

「要は『こちらの作業日数はこうです』って
具体的に率直に言えば良かったかな。
あと、そもそも『Bさんは感情的になっている』という考えは、
あくまで私の勝手な推測ですね。

置き換え例③「私は私に波風を立てないでほしい。」

「Bさんのコメントを見て、私はざわつき落ち着きを失いました。
でもそれは、コミュニケーションが滞りなく進んでほしいという、
私の予定調和を望む考えがあったからですね。」

望んでいた事と現実が違ってたから私の気持ちに波風が立ってしまった。
だから『こんなはずじゃない』って思いたくないですね。」

波風が立っているのは、場の雰囲気ではなく私たち自身の内面です。
「プロジェクトはスムーズに進むべきだ。」という考えを信じていると、
ちょっとした停滞に対して「こんなはずじゃない」とストレスになります。

Bさんの言葉をあるがままに受け止めることができず、
敏感になってしまうのです。
しかし、考えを信じていなければ、
Bさんの言葉を言葉どおりに受け取ることができます。
恐れがなく落ち着きを持って答えることができるのです。

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