対人関係

理不尽な人との付き合い方は「現実との付き合い方」にある

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理不尽な人に対して、私たちは、何とか冷静になって相手を正そうと主張したり、
諦めて面倒な相手とは関わらないようにしたりしてやり過ごそうとしています。

しかし、結局のところ、それでは私たちの中にある不満や怒りが消えることがないため
問題が解決しません。
ここでは、理不尽な目にあった場合の本質的な解決のしかたについて紹介します。

理不尽な人との関わり方の指南あるある

理不尽な人とは関わらない方がいい?

人は嫌なものや危険なものを回避する傾向性がありますよね。
自分の身を守るためなので、人として自然なことだし、そうすることも理解できます。

回避すると何が起こるかというと、一時的には問題から遠ざかることができますが、
問題は繰り返し起こるものなんですね。
理不尽な人に対しては、常にストレスを抱えながら生きなければならないんです。

ここで提案したいのは、理不尽だと思われる人で会っても、
心穏やかにいられることは可能だということなんです。

理不尽な人はかわいそうな人?

「理不尽な人は、承認欲求が強くて、強がっているだけの自信がない人で、
自分のミスを認められない弱い人だから、本当は可哀想な人なんだよ。」と
相手を思うことで、自分の気持ちを整理させようとすることも、
自分の身を守るための反応ですよね。

相手を精神的弱者に置くことで同情したり、見下したりすることで、
自分の気持ちを安定させようとするんです。
ただし、自分が理不尽な目にあったという被害的な立場は変わっていないので、
受けた精神的な傷が解消することはありません。

私たちの中にある傷を癒すためには、別の方法を探す必要があるんですね。

理不尽な人に対してはこちらも対抗するべき?

理不尽な人に対しては、「こちらも協力しないし、優しくしない。
そちらが攻撃するなら、こちらだって容赦しない。
こちらの正しさを分からせて、謝ってもらう。」
と対抗しようとするとどうなるでしょうか。
戦いが起こりますよね。冷戦の場合もあるかもしれません。

怒りを抑えて冷静に相手に主張しようとしますが、
内心に怒りを抱えたままどうやって冷静になることができるでしょうか?

相手に敵意を持ったままでは、自分の傷が癒されることはないんですね。
理不尽なことに対して怒りや敵意なく関わることができて、
自分の受けたストレスが解消されるんですよ。

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理不尽なことが起こる理由

理不尽な人ってどんな人でしょうか?
例えば、上司という立場を利用して、こちらが強く言えないことを良いことに、
自分のミスは棚に上げて、こちらのミスに対しては厳しく怒ってくる人かもしれません。
あるいは、自分の責任を人になすりつける人のことかもしれません。
あるいは、人して尊重せずに冷遇するような人のことかもしれません。

「現実はこうあるべきだ」という考えを信じていると理不尽なことが起こる

なぜ理不尽なことが起こるのかというと、現実に対して、
「正しい、あるいは、間違っている」とか
「こうあるべき、あるいは、こうあるべきでない」
という考えを信じているからなんです。

私たちは、起こった現実が理不尽だと考えてしまいますが、
起こった現実というのは本来であれば現象にしか過ぎません。
私たちは、その現象に対して自分の考えを投影している(貼り付けている)んです。

例えば、上司が「これはあなたの責任です」と言ったとします。
起こった現実は、『上司が自分に対して「これはあなたの責任です」と言った』
という事実だけです。

そして、私たちは現実に対してこう考えます。
「私は何も間違っていない。私の責任ではない。実際にそのとおりだ。
なのに上司は一方的に私を間違っていると決めつけ、責任を押し付けている。
なんて不当な扱いなんだ!」といったように。

自分の考えを信じると現実に対して混乱する

私たちは、自分の考えを信じると混乱します。
「自分は間違っていないのも現実だし、上司が責任を押し付けているのも現実」
というように、自分の考えが現実であると思い込んでしまうんですが、
それは現実ではなくて現実に対する自分の解釈なんです。

自分の考えを信じるとなぜ混乱するかというと、
『上司が自分に対して「これはあなたの責任です」と言った』
という現実は変わらないからです。

「自分には責任を押し付けられる筋合いはない」と信じていても現実は変わりません。
変わらない現実に違を唱えるときに、理不尽だと言うんです。

理不尽な問題を解決する方法

現実に違を唱えると、私たちは苦しみストレスを抱えるようになっています。
「自分は間違っていない」という考えを信じていると、
上司から言われた言葉を思い出す度に怒りや悲しみで傷つくんです。
何度考えても現実を変えることができないため、
私たちは何度も打ちのめされてしまうんです。

理不尽な目にあってしまった問題を解決するのは、
相手に償わせようとすることでも、相手を正そうとすることでもありません。

なぜなら、たとえ相手にそうさせたとしても、自分が失った時間を取り戻すことも、
自分が負ってしまった傷が癒されることがないからなんです。
苦しみやストレスから解放されるためには、
私たちは苦しみを生む考えから解放されることが必要なんです。

私たちの中にある「探求されていない考え」に取り組む

それは、「現実に対する自分の考え方を変えましょう」とは違います。
理不尽な出来事というのは、私たちの中にある「探求されていない考え」は
何かを示しているんです。

探求されていない考えとは、「上司は私に対して理不尽だ」
「上司は私に責任を押し付けた」「私は間違っていない」といった、
現実に対する投影・解釈、自分が信じている考えのことです。

考えを変えるのではない

「上司は私に対して理不尽だ」と信じているのに、
自分の考えを変えたらどうなるでしょうか?

「上司は私に対して理不尽だ」と信じているのに、
「これは自分にとっての試練だ。学びのチャンスだ。」などと考えても
ストレスから解放される理由はないんですね。

相手を容認することでもない

また、自分の考えに取り組むことは、相手のしたことを容認する事とも違います。

「上司は理不尽な人だ」とストレスを抱えるのと、
上司が自分に対して「これはあなたの責任です」と言ったことに対して、
「自分には何ができるだろう?」と現実を受け入れていくのとでは、
どちらが意欲的で建設的に動けるかというと後者なんですね。

お勧めしているのは、考えを「変えること」ではなくて、
考えを「理解すること」です。

このサイトでは、自分の考えに問いかけるという方法をたくさん紹介しています。
よかったら他の記事も読み進めてみてくださいね。

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