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ゾーンの状態をつくるには?スポーツで集中するためのフロー・マネジメント

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スポーツにおいては、ここぞという時の集中力が
パフォーマンスの重要な鍵になります。

ゴルフのパッティング、
フィギュア・スケートのジャンプ、
弓道の矢を放つ瞬間、
サッカーのPK、
バスケットボールのフリースローなど、

特に繊細なコントロールを要求される動作においては、
ほんの微妙な加減が結果に大きく影響することを
アスリートたちは知っています。

集中力が極限に達するゾーン(ZONE)

集中力を養うトレーニングは、練習から養うことが多いのですが、
メンタルトレーニングの効果が認められるようになってから、
積極的に取り入れる人も増えました。
その中で注目されているのが「ゾーン(ZONE)」です。

ゾーンとは、集中力が極限に達し、
野球で言えばボールが止まって見えるような
知覚状態を引き起こす現象のこと。

時折、プロ・アスリートが自身の体験で
ゾーンについて話をしています。

ゾーンのベースになっているのがフロー(FLOW)

ゾーンのベースになっているのは、「フロー(FLOW)」という状態です。

フローは、例えば、今この瞬間に意識を集中しながらも、
リラックスした状態でいられること。

思考や感情が過去や未来、恐れや不安に
とらわれることがない状態のことを言います。

このフロー状態の中において瞬間的に
集中力が極限状態になるのがゾーンだという見解です。

ゾーンを体験したアスリートは、
ゾーンは意図的に作れるものではないと言っています。

一方、フローについては、
多くの人たちが普段からこの状態になれるように
意識してトレーニングしています。

パフォーマンスを最も発揮できる2つの条件

パフォーマンスを最も発揮できる状態の条件は2つ。

「今、ここに意識が集中していること」と「自然体であること」です。

他のことに意識がとらわれず、目の前のことに集中できる。
そして、身体の硬さから解放されて自然体でパフォーマンスが発揮できる。

この2つの条件を阻害する要因、つまり集中することを妨げているのが、
雑念やマインド・ワンダリングと言われるものです。

マインド・ワンダリングとは心の迷走状態とも言われ、
意識が今ではなく過去や未来に行ってしまったり、
あれやこれと目の前にはないことについて考えがお読んでしまう状態のことを言います。

2010年、ハーバード大学の心理学者マシュー・キリングスワースらの調査によって、
マインド・ワンダリングの状態は、生活時間の実に47%にも
上がっていることがわかっています。

つまり、1日のうち約半分の時間は今に意識が向けていられず、
ふっと別の事を考えてしまうようになっているのです。

フローの状態をつくる2つのアプローチ

フローの状態になると、この2つの条件を満たすことができますが、
フローの状態を作り出すためには、意識的に取り組む必要があります。

一般的に紹介されている方法は、ひとつはマインド(思考)を書き換えること、
もう一つはマインドのとらわれから自由になる方法です。

マインド(思考)を書き換えるとは、自分の思考を前向きにしていく
ポジティブ思考であったり、ビリーフチェンジが
ポピュラーな手法として紹介されています。

自分の考えを意識的に前向きにしていくことで、
ピンチをチャンスに、苦手を成長の機会として捉えるようにして、
目の前のことから目を背けずに自分をモチベート(やる気にさせる)していきます。

「今日は風が強いな」を「この風をどう利用しようか」といったように考えたり、
「ここは絶対に外せない」を「ここで決めてみせる」といったように考えを変えることで、
マイナスな考えを手放し、プラスの考えを取り入れることで、
目の前のことから目を背けず前向きに向き合っていきます。

一方、マインドのとらわれから自由になるとは、
雑念やマインド・ワンダリングが解消されること
で、
自分の意識がクリアな状態、とらわれることのない無心の境地、
プラスでもマイナスでもないニュートラルな状態になることです。

瞑想を中心とした取り組みがベースとなっていて、
座る瞑想、書く瞑想など様々な方法が紹介されています。

マインドのとらわれから解放されると、
あるがままの現実が見え、今この瞬間に100%集中している自分がいます。

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雑念が自分から離れるとフロー状態になる

私がお勧めするのは、マインドのとらわれから自由になる取り組みで、
特に「ストレスを生む考えに問いかける」という方法です。

「この試合に絶対勝たなければならない。」
「完璧に演技しなければならない。」といったように、

失敗できないプレッシャー 、
周囲からの大きな期待を背負っている状態で、
雑念を払ったり頭を空っぽにしようとすることが難しいとき、
心を整え平常心になることが難しいとき、

考えを払おうとするのではなく、
逆に考えを思いっきり紙の上に書き出してしまいます。
そして、書き出した考えに対して問いかけをしていくのです。

「私がこの試合で勝たなければ、多くの人の期待を裏切ってしまう。」
「完璧に演技をしなければ、私はプロとして駄目だ。」
といった考えを信じているとき、
気持ちや身体はどのように反応するでしょうか?

胸が苦しくて肩が緊張しているかもしれません。
気持ちがシリアスになって余裕が感じられないかもしれません。
あるいは、周囲の状況に気づきにくくなっているかもしれません。

その考えはストレスにつながりますか?
それとも平和につながりますか?

深呼吸をして、リラックスしてみましょう。

「多くの人の期待を裏切ってしまう。」
「私はプロとして駄目だ。」
という考えがなかったら今度はどうなるでしょうか?

考える前はストレスは感じていませんでした。
現実は同じなのに、考えを信じているときはストレスを感じていたのです。

考えがなければ、ただ目の前のことを淡々とこなせるかもしれません。
考えを信じていないとき、私たちは苦しまないのです。

考えを手放すのではなく、考えが自分を手放してくれると、
ストレスから解放され、あるがままの現実が見え、
今この瞬間に100%集中している自分がいます。
フローな状態の自分がいるのです。

いかがでしたでしょうか。
フローな状態になることを妨げている考え
(雑念やマインド・ワンダリング)が解消されることで、
今ここに集中でき、場合によってはゾーンの状態に入る可能性もあります。

考えに問いかけることを身につけることができると、
考えがふと湧いてきたときでも自分を見失うことなく
我にかえることができるはずです。

詳しいやり方については、別記事にてご紹介しています。
よかったらそちらも是非参考にしてください。

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